朝日ネット、CNAPP導入で自律的なクラウドセキュリティ運用を確立

2026年8月4日22:49|ニュースCaseHUB.News編集部
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 朝日ネットは、Cloudbaseが提供するクラウドセキュリティプラットフォーム「Cloudbase」を導入した。8月4日、Cloudbaseが発表した。専門人材が限られる中でのクラウド環境の管理という課題に対し、設定ミスや脆弱性を可視化。専門知識に依存せず、各チームが主体的にリスクを判断・対応できる自律的なセキュリティ運用体制を確立した。

 朝日ネットは、インターネット接続サービス「ASAHIネット」や教育機関向け学習支援システム「manaba」などを展開している。同社では2022年頃からAWSの活用が本格化したものの、クラウド環境におけるセキュリティの担保が課題となっていた。AWS標準のセキュリティ機能を運用するには高度な専門知識が必要であり、専任担当者が常時対応できる体制ではなかった。また、運用開始後の設定変更やリソース追加に伴う継続的なリスク評価を人手で行うことには限界があった。

 こうした課題を解決するため、専門人材に依存せず社内で継続的に運用できる仕組みとしてCloudbaseを選定した。

 導入により、クラウド環境全体の設定ミスや脆弱性が継続的に可視化される仕組みが整った。リスクの優先順位や修正手順が明確になったことで、インフラチームが設定ミス、開発チームが脆弱性をそれぞれ担当する役割分担のもと、自社でリスクを評価・判断して対応する運用体制を構築した。

 本番稼働前までに検出された重大なリスクを解消したほか、導入後も高い安全性を維持している。開発チームでも脆弱性情報や優先度を基に自社環境への影響を自ら判断できるようになり、特定担当者への依存を解消した。

 朝日ネット技術開発部の近藤氏は「AWSの機能を使うには専門知識が必要だったが、Cloudbaseの導入によりリスクの優先順位や修正方法が明確になり、自社で判断して対応できる体制が整った。リリース前に検出された重大なリスクを解消し、現在も重大リスクが少ない状態を維持できている。今後はGoogle CloudやMicrosoft Azureを含めたマルチクラウド環境でもCloudbaseを活用し、セキュリティを担保しながら各クラウドの特性を生かしていきたい」と語っている。

 現在はAWS環境を中心に運用しているが、今後はGoogle CloudやMicrosoft Azureなどを含めたマルチクラウド環境への展開も見据えている。クラウドごとに個別の専門知識を求めるのではなく、共通の基盤を活用してセキュリティを確保しながら、各クラウドの特性を生かした運用を進める方針だ。

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