日産、AIロープレで全国2000店舗の営業育成を効率化 管理職の指導負担を軽減

2026年8月19日11:30|ニュースCaseHUB.News編集部
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 日産自動車は、同社グループの販売担当者の育成効率化と顧客対応力の強化に向け、AIロープレツール「amptalk coach」を採用した。8月18日、ツールの提供元であるamptalkが発表した。全国111社、約2000店舗の販売会社に向けて展開し、管理職の育成にかかる負担を軽減しながら、製品知識や提案力の底上げを図る。

 日産車を取り扱う販売会社では、新型車やモデルチェンジのたびに販売担当者が最新の製品知識を習得し、顧客のニーズに即したサービス提案力を身につけることが、売上拡大に直結する重要な取り組みとなっている。従来は店長やマネージャーが自らロールプレイングを実施したり、資料配布や集合研修を行ったりして育成にあたっていた。しかし、製品の多様化や複雑化によって教えるべき内容が増加する一方、店舗の管理職は日常業務が多忙で、個々のスタッフに対して十分な指導時間を割けないという育成リソースの不足に直面していた。

 こうした課題を解決すべく、amptalk coachを通じて日産自動車が独自に作成したトレーニングコンテンツを各販売会社に展開し、時間や場所を問わず自律的に学習できる環境を整えた。販売担当者は、一問一答形式のクイズを通じた製品知識の習得と、AIを相手にした実践的なロールプレイングによる商談力と提案力の向上という二つのアプローチでスキルを磨くことができるという。

 新ツールの活用により、効果的な人材育成を維持しつつ、これまで指導を担っていた管理職の業務負担を軽減できると見込む。さらに、各販売会社がAIを使って地域や店舗ごとの特性に応じた独自のロープレシナリオを自動作成できる機能も備わっており、拠点ごとの自走的な運用も始まっている。将来的にはサービス販売や技術サポートなどさまざまな場面でのロールプレイングへ活用範囲を広げ、販売体制全体の接客品質を総合的に強化していく方針だ。

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