北海道銀行、ナレッジワークのAIツールで商談記録と解析を自動化

2026年7月31日11:41|ニュースCaseHUB.News編集部
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 北海道銀行は、ナレッジワークのAI商談記録・解析プロダクト「ナレッジワークAI商談記録」を導入した。7月31日、ナレッジワークが発表した。対面やオンラインでの商談の自動要約と記録を実現し、適合性確認などのルール遵守の可視化と面談記録作成にかかる作業時間の削減を図る。

 銀行による預かり資産の販売では、顧客の投資経験やリスク許容度といった適合性の確認や、高齢者への販売ルールなどの厳格な遵守が求められる。また、顧客との会話を同行内に面談記録として記載することが義務付けられており、作成に膨大な時間を要していた。

 こうした背景から北海道銀行は、ルール遵守状況の確認と面談記録作成の効率化に向けてシステムの検討を進めた。他社サービスとの比較を経て、AI要約の精度やプロンプト調整の容易さ、話者分離の精度、シンプルな操作性に加え、録音後にクラウドへアップロードする仕様により通信途絶のリスクがない点を評価し、ナレッジワークAI商談記録の導入を決めた。

 ナレッジワークAI商談記録の導入により、対面や電話などの商談を録音・録画し、音声解析AIで自動文字起こしができる環境を整備した。録音直後に手元のスマートフォンで内容を確認できるため、ルール遵守の可視化と顧客保護につながる体制を構築した。また、会話内容からAIが商談レポートや要約を自動作成することで、面談記録の記載時間を削減し、作成した時間は顧客対応の強化へ充てることが可能になる。

 当面は個人顧客向けの預かり資産販売分野から活用を開始し、今後は法人顧客向け業務やコンサルティング業務への拡大も視野に入れる。

 北海道銀行総合事務部調査役の坂口秀之氏は、「銀行における人財不足は深刻で、今後AI利用は拡大していく。今回の取り組みを第一歩として、ルール順守の見える化や面談記録記載時間の削減につながることを期待している」と話している。

ニュースリリース