せんちゅうパル、AI警備とスピーカー連動で自転車走行を抑止 接触事故防止へ

2026年9月9日09:00|ニュースCaseHUB.News編集部
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 千里中央駅直結の商業施設「せんちゅうパル」は、アジラのAI警備システム「AI Security asilla」と構内スピーカーを連携させた運用の提供を受けた。9月8日、アジラが発表した。施設内への自転車乗り入れを検知した瞬間に音声で自動警告し、歩行者との接触事故抑止と警備員の駆けつけ負担の軽減を図る。

 せんちゅうパルは、大阪府豊中市の北大阪急行千里中央駅に直結する商業施設。ザイマックスグループのグループ会社が運営管理を行い、マックスセキュリティサービスが警備業務を担当している。同施設は大阪中央環状線と国道423号線に挟まれ周辺に迂回路が少ない立地特性から、館内通路は駅利用者や買い物客だけでなく地域の生活動線としても利用されている。一方で自転車の乗り入れが多く、歩行者との接触事故防止が課題となっていた。

 同施設では2025年5月からAI Security asillaを用いて自転車の乗り入れを検知してきたが、警備員が現場へ到着するまでに時間を要していた。そのため、走行中の自転車へ即座に注意を促すことが難しく、対応の効果が限定的だった。

 こうした状況を受け、24年12月に業務提携したアジラ、ザイマックスグループ、マックスセキュリティサービスの3社は、AI Security asillaの検知機能とスピーカーを連動させた注意喚起の仕組みを構築した。カメラ映像から自転車の乗り入れを発見すると同時に自動音声で警告を流すとともに、警備員や管理者へ状況を通知する。

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asillaによる自転車乗り入れ検知とスピーカーを連動

 第一報の注意喚起を自動音声が代行することで、警備員が到着するまでの空白時間をなくし、事故発生のリスクを低減する。運用開始後、施設内への自転車乗り入れは減少傾向が見られるなど抑止効果が確認されている。警備員にとっては初動対応の負担が軽減され、通知情報を基にした的確で迅速な現場対応が可能になった。

 今後3社は、AIと人による警備を組み合わせた次世代の警備体制づくりを進め、施設の安全性向上に取り組む。

ニュースリリース