新日本検定協会、プレゼン自動化AIで採用説明会を無人化 年70時間の工数削減と品質均一化へ

2026年8月13日09:00|ニュースCaseHUB.News編集部
x
hatebu

【タイトル】
新日本検定協会、プレゼン自動化AIで採用説明会を無人化 年70時間の工数削減と品質均一化へ

【本文】
 新日本検定協会は、プレゼン自動化AI「TALKsmith」を採用した。採用活動の負担軽減と説明品質の均一化を図る。8月6日、同サービスを提供するLOOVが発表した。従来は年間約50回開催していたオンライン説明会をAIアバターによるプレゼン動画に置き換え、年間約70時間の業務工数を削減した。一律の品質で事業内容を伝えられるようになり、専門職の採用に結びついているという。

 新日本検定協会は、船舶や貨物の検査などを手がける国際的な総合検定機関である。同協会ではこれまで、専門職の魅力を学生に伝えるため、採用のピーク時には週1回、年間約50回のオンライン説明会を開催していた。しかし、機材準備や会場設営に毎回1時間弱を要し、担当部門の大きな負担となっていた。加えて、登壇する職員によって説明の熱量や内容にばらつきが生じ、毎回同じ品質で魅力を届ける再現性を保ちにくいという課題を抱えていた。

 これらの課題を解決するためにTALKsmithを採用した。人が話しているような自然なデジタルヒューマンによって説明体験を再現できる点を評価したという。役員への提案時にはサンプルとなるプレゼン動画を提示することで、スムーズな合意形成を図ったという。現在は、従来30分から40分かけていた説明会を10分から15分のプレゼン動画に再構築し、就職サイトからの応募者へ視聴URLを案内するフローで運用している。

20260813_kentei1.png

 TALKsmithへの置き換えによりオンライン説明会の開催はゼロとなり、年間約70時間の工数削減につながった。これにより創出された時間は、説明会未参加者へのフォローや母集団形成など、より重要度の高い業務に振り向けている。また、デジタルヒューマンが毎回同じ品質でプレゼンテーションを行うことで、学生が事業内容を深く理解した状態で面接に臨めるようになった。すでに専門性の高い食品分析員の採用にもつながるなど、具体的な成果が出ている。

20260813_kentei2.png
TALKsmith導入後の効果

 同協会総務グループの石津氏は、「一番大きな成果はオンライン説明会がゼロになったこと。品質のばらつきがなくなり、事業内容をしっかり理解していただいた状態で面接ができている」と評価している。今後は、内定者フォローや社内研修などでも活用を広げていきたい考えだ。

ニュースリリース