シャルズ、AI画像生成「FIGUR」でEC掲載期間を短縮 CVR11%向上

2026年7月21日17:01|ニュースCaseHUB.News編集部
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 シャルズは、自社が展開する「ScoLar公式オンラインストア」に、メタクロシスが提供するAI着用イメージ生成サービス「FIGUR」を採用した。7月21日、メタクロシスが発表した。実物のモデル撮影を行うことなく高品質な着用ビジュアルを即時に生成・掲載できる体制を整備。掲載リードタイムの短縮やコンテンツ拡充を実現し、CVRや売上の向上につなげている。

 シャルズが手掛けるアパレルブランドのScoLarは、独創的なグラフィックや多色展開を特徴とし、毎週新作をリリースしている。しかし、モデル撮影の頻度が月1〜2回に限られるため、入荷タイミングによってモデル着用画像を用意できない商品が発生していた。また、月間60〜70品番におよぶ新作の全カラーバリエーションを撮影することはコストやスケジュールの面で難しく、一部カラーのみの掲載にとどまることで顧客の購買判断材料が不足し、販売機会ロスが生じていた。さらに、撮影準備から画像加工を経てECサイトに公開するまでに約5日〜1週間を要し、販売スピードの停滞も課題となっていた。

 こうした課題を解決するため、同社はFIGURを採用した。FIGURは衣服の画像とモデル画像をAIに読み込ませることで、実際に着用した際のリアルなイメージを短時間で生成するサービスだ。1カットあたり約20分の作業で高品質な画像を生成できる点や、膨大な撮影工数をかけずにブランド独自の世界観を表現できる点を評価し、選定に至った。

 FIGURの活用により、撮影日に対応しきれなかった月間約20型以上の新作や追加企画に対してモデル着用画像を用意できるようになった。多色展開する全SKUの着用イメージを網羅して即座に掲載可能となったことで検討時の機会損失を防ぎ、導入前と比較してCVR11%向上、売上も22%向上した。

 また、サンプル確認から商品公開まで約5日〜1週間を要していた掲載リードタイムは最短1日に短縮され、入荷直後の新作を即座に掲載できるスピード感のあるEC運用体制を構築した。外注コストを抑制しながらコンテンツの拡充を実現している。

 シャルズの難波氏は、「ScoLarは毎週新作をリリースしており、1回のモデル撮影にコストと準備期間を要するため全商品を撮影に回すことは現実的ではなかった。FIGURは撮りきれなかった商品や後から追加になったカラーの補完に非常に有効だ。実際に1カット約20分の作業で着用画像を用意でき、モデル撮影の追加実施を検討することなく月間100枚以上の高品質な画像を公開できている。今後は運用をさらに効率化し、制作コストの最適化を目指したい」と話している。

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