岩手県信用保証協会、生成AIで情報検索や文書作成の効率化へ 「neoAI Chat」を採用

2026年4月28日18:40|ニュースCaseHUB.News編集部
x
hatebu

 岩手県信用保証協会は、生成AIプラットフォーム「neoAI Chat」を採用した。4月27日、同サービスを提供するneoAIが発表した。今年2月に本格運用を開始し、保証業務に関連する規程の検索や文書作成などに活用している。

 同協会は、県内の中小企業が金融機関から事業資金を借り入れる際に公的保証人となり、資金調達をサポートする公的機関だ。「金融・経営両面の一体型支援」の強化や、働きやすい職場づくりのための取り組みとして、情報検索や情報収集への生成AI活用を検討してきたという。

 具体的なツールの選定にあたっては、業務に特化したアシスタント機能の作成のしやすさや、誰もが直感的に利用できるユーザーインターフェース(UI)、そして迅速に利用を開始できることを重視した。これらの要件を満たしていることに加え、エンタープライズ企業での豊富な運用実績がある点を評価し、neoAI Chatを採用した。

 今年2月以降、neoAI Chatは全職員が利用できる状態だという。保証・経営支援業務では、規程やマニュアルの検索、経営改善に向けたアイデア出し、企業面談のロールプレイングなどに活用している。また内部事務においても、文章の作成や校正、メール文案の作成、上司に相談する前の「AI上司」としての利用など、多岐にわたる業務で利用しており、ユーザーからは業務効率化につながったとの声が上がっているという。

 今後は、勉強会の開催や情報共有の仕組みを構築することで、組織全体の生成AIリテラシーを高めていく方針だ。生成AIの活用をさらに進めることで、中小企業に対する支援の高度化や地域経済の発展に貢献していくとしている。

ニュースリリース