日本航空は、法人向け研修プログラム「JALビジネスキャリアサポート」の販売促進を強化するため、商談支援ツール「JamRoll(ジャムロール)」を導入した。10月2日、開発元のPoetics(ポエティクス)が発表した。
JALビジネスキャリアサポートは、JALの客室乗務員や運航乗務員が培ってきたノウハウを研修プログラムとして法人向けに提供するサービス。2021年のサービス提供開始以来、顧客企業からの問い合わせ対応や研修プログラムの提案などを担当するセールスチームに、多くの客室乗務員が配属されている。
JALビジネスキャリアサポートのセールスチームには、客室乗務員が多く在籍しており、JamRollの導入で商談内容の記録や共有、営業ノウハウの蓄積などを効率化し、営業組織全体のスキル向上を目指す。
今回、営業活動のナレッジやノウハウ蓄積、商談内容の正確な整理と要約を課題としていたセールスチームでJamRollが導入された。JamRollは、商談内容の自動要約による業務効率化に加え、ナレッジ共有や商談振り返りなどを実現する。
日本航空は、JamRollの高い音声認識精度による正確な文字起こし機能、直感的な操作性、営業組織育成支援に強みを持っている点、GoogleカレンダーやSlackとの連携機能により、会議情報の入力や文字起こし完了の確認作業が不要になる点を評価した。
日本航空 ソリューション営業本部 ソリューション営業推進部 教育事業室 アシスタントマネジャーの栗田龍一氏は、「JamRollの導入により、業務効率化のみならず営業メンバー同士のコミュニケーション量も増加させ、ナレッジやノウハウを共有することで、当社のお客さまにとってより良いサービスをご提供できるよう、励んでまいりたいと思います」とコメントしている。