Anyflow、セールスインテリジェンス基盤で商談数2倍 開発責任者への直接提案を自動化

2026年1月21日22:45|ニュースCaseHUB.News編集部
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 Anyflowは、SaaSベンダーのキーマンへのアプローチ強化を目的に、AIセールスプラットフォーム「AUTOBOOST」を採用した。1月21日、AUTOBOOSTを提供するXAION DATAが発表した。従来の営業手法では接触が困難だったプロダクト責任者やCTOとの接点創出に成功し、月間の商談数は約2倍に増加した。作業工数の削減も達成し、今後は戦略的なアカウント・ベースド・マーケティング(ABM)の推進により、さらなる事業成長を目指す。

 Anyflowは、SaaS事業者向けに自社プロダクトへ連携機能を組み込めるノーコードiPaaS「Anyflow Embed」などを展開している。同社のターゲットはSaaSベンダーのプロダクト責任者やCTOだが、従来の営業施策ではこれらの層にリーチするのが難しかった。展示会では情報システム部などの来場者が多く、手紙や電話によるアウトバウンドのアプローチも、開発部門やエンジニアの担当者にはつながらないといった課題を抱えていた。

 こうした課題を解決するため、特定の職種や役割を持つ人物を直接検索できるAUTOBOOSTを選定した。同サービスはSNSの公開情報を活用し、企業単位ではなく人物単位でのターゲティングが可能だ。代表電話や問い合わせフォームを経由せず、ターゲット個人のSNSへ直接メッセージを送れるダイレクトアプローチ機能も高く評価した。国内でここまで精緻にターゲットへ直接アプローチできるツールは他にないと判断し、採用を決めた。

 導入の結果、リモートワーク中心でオフィスに不在なことが多い希少なターゲットとの商談機会が増加した。導入から3カ月で商談数は以前の約2倍に達し、本来は出会えなかった有名SaaS企業の開発責任者クラスとの接点構築に成功している。また、業務効率も向上した。1日10分程度の確認作業で自動的にアプローチが行われるため、テレアポと比較して少ない労力で成果を創出できている。

 AUTOBOOSTの活用で、社内では狙いたい企業へピンポイントにアプローチする「攻めのABM」の思考が定着した。上場企業や売上規模でターゲットを絞り、理想の顧客へ最短距離で到達できる体制が整った。今後は国内のSaaSベンダー約3000社へのカバレッジ拡大を目指すほか、大企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進部門などエンタープライズ領域へのアプローチにも活用範囲を広げていく。

 Anyflowフィールドセールスの須永氏は、「これ生まではターゲットと接点を持つ具体的な手段がなかったが、現在は狙いたい企業があればAUTOBOOSTでアプローチするというフローが確立された。会いたい人に確実に出会えるツールは、事業拡大においてなくてはならないパートナーだ」と話している。

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