ヘイフィールド、人材マッチング基盤を刷新しLINE登録率75%に向上

2026年1月21日23:02|ニュースCaseHUB.News編集部
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 ヘイフィールドは、不動産・建設業界向け人材サービスの事業拡大を目的に、ポーターズのクラウド型マッチングシステム「PORTERS Agent」を採用した。1月21日、ポーターズが発表した。スプレッドシート管理からの脱却を図り、外部ツールとの連携によってLINE登録率を向上させた。データの蓄積と共有を徹底することで、営業効率の改善と事業成長を加速させている。

 ヘイフィールドは、不動産・建設業界に特化した人材紹介サービス「宅建Jobエージェント」などを展開する。2024年6月には不動産業界専門の転職支援実績で首位を獲得するなど急成長を遂げている。従来はスプレッドシートや複数の業務管理クラウドサービスを併用していたが、組織の拡大に伴い、属人化した情報のデータベース化と共有体制の構築が課題となっていた。

 将来の事業規模拡大を見据え、人材ビジネスに特化した機能を持つPORTERS Agentを選定した。導入当初は基本的な機能の利用に留まっていたが、現場の要望に応じて管理項目を柔軟に追加し、現在は基幹システムとして定着している。特に、企業の選考ポイントや過去の対応履歴といった定性情報の蓄積に注力し、全社員がリアルタイムで情報を共有できる環境を整えた。過去の対応履歴を共有することで、これまでアプローチしていなかった企業への求職者推薦がしやすくなるなど、営業担当者の成果向上につながっている。

 外部ツールとの高い連携性も採用の大きな要因となった。同社はLINE公式アカウントの運用効率化を目指し、LINE公式アカウントのマーケティングツール「KUZEN」を採用。PORTERS Agentと連携させたことで、従来29%だったLINE登録率は75%まで向上した。PORTERS Agentの画面上からワンクリックでLINEのチャットルームに遷移できる仕組みも構築し、連絡業務の効率化を果たしている。

 システムの活用により、事務工数の削減も進んでいる。たとえば、再登録者の履歴書が重複して作成される課題に対し、電話番号による自動統合機能を実装した。これにより、従来手動で行っていたデータ統合作業が不要になった。蓄積されたデータはマーケティング活動にも活用されており、広告の訴求テーマの策定やオウンドメディア「宅建Jobマガジン」のコンテンツ制作に役立てている。

 ヘイフィールドの小林氏は、PORTERS Agentは日中常に稼働しており、なくてはならない存在だと評価している。同氏は、人材業界のフェーズ管理に適しておりデータ分析が容易である点や、ユーザーの要望を迅速に機能へ反映するスピード感も使い続ける理由のひとつだと話している。今後は、さらにデータの精度を高め、顧客対応の品質向上とさらなる事業成長を目指す。

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