AOIエネルギーソリューション、LPガス配送を内製化 配送計画の自動作成で属人化を解消

2026年5月8日15:07|ニュースCaseHUB.News編集部
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 AOIエネルギーソリューションは、LPガス配送効率化システム「DRIVEBOSS LPガス」を社会実証として導入した。5月7日、同システムを提供するパナソニック オートモーティブシステムズが発表した。配送計画の作成を仕組み化することで、将来を見据えた配送体制の強化と業務の内製化を推進する。

 福井県に本社を置くAOIエネルギーソリューションは、LPガスや石油製品の供給を基盤に、再生可能エネルギー事業などを展開する総合エネルギーソリューション企業だ。同社はこれまでLPガス容器の配送を外部業者へ委託していたが、持続可能な供給体制の構築に向け、自社スタッフによる配送の内製化を決めた。

 しかし、内製化にあたっては配送ノウハウの蓄積がないことや、配送計画の作成がベテランの経験に依存するため育成に時間を要すること、急な欠員時の対応が困難であることなどが課題となっていた。特に、現場特有の事情を考慮した配送順序の組み立ては、未経験者には容易ではなかった。

 DRIVEBOSS LPガスは、配送先データに基づき最適なルートや順序を自動作成し、地図上で可視化するシステムだ。採用にあたっては、配送データを読み込むだけで誰でも簡単に計画を作成できる点や、スマートフォンでルートを確認できる利便性を評価した。

 導入の結果、配送実務の属人化が軽減された。未経験のスタッフでも短期間で業務を担える体制が整ったほか、普段配送を担当していないスタッフでも地図情報を基に代走対応が可能になった。同社の担当者は「システムを使うことで配送計画を仕組み化できた。土地勘のないスタッフでもルートを作れる点が大きなメリットだ」としている。AOIエネルギーソリューションは今後も同システムを活用して、地域のエネルギー供給を支える配送体制の強化を進める。

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