北洋銀行、災害時の店舗・ATM稼働状況表示システムを導入 顧客に迅速な情報提供

2025年1月29日21:45|ニュースCaseHUB.News編集部
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 北洋銀行は、ONE COMPATH(ワン・コンパス)の法人向け地図ソリューション「Mapion Biz」を導入し、災害発生時に店舗やATMの稼働状況を地図上に表示する機能を同社ホームページに実装した。1月29日、ワン・コンパスが発表した。顧客に迅速かつ的確に情報提供する狙い。

 近年、北海道では北海道胆振東部地震をはじめとする震災や豪雨災害など、自然災害が頻発している。今回の取り組みも、そうした状況を踏まえたもの。新機能は、災害発生時など住民の生活に大きな影響を及ぼす事象が発生した際に、北洋銀行ホームページの店舗・ATM検索ページから利用できる。

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店舗詳細ページと地図ページで各店舗やATMの稼働状況を表示

 地図ページのアイコンは災害用アイコンに切り替わり、「営業確認中」「停止中」などの情報を表示。店舗詳細ページでも稼働状況は確認できる。また、店舗リストページでは、稼働状況別に店舗とATMを絞り込むことも可能だという。なお、コンビニエンスストアなどの提携ATMは情報提供の対象外になっている。

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稼働状況別に店舗やATMを絞り込むことも可能

 ワン・コンパスはTOPPANグループで地図検索サービスなどを手がける。北洋銀行ホームページの店舗・ATM検索ページは同社が構築・運営を担っており、稼働状況表示システムも同社が開発を支援したという。

ニュースリリース