神戸デジタル・ラボ、開発案件の立ち上げを自動化 Backlogで工数を削減

2026年7月15日09:00|ニュースCaseHUB.News編集部
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 神戸デジタル・ラボは、オンプレミス型ツールの運用負荷軽減と社内外の協働基盤構築を目的に、ヌーラボが提供するプロジェクト・タスク管理ツール「Backlog」を導入した。7月14日、ヌーラボが発表した。プロジェクトの立ち上げ作業をAPI連携によって自動化したことで、従来約60分を要していたインフラ管理などの工数を1分以下へと短縮した。

 神戸デジタル・ラボはシステム開発や情報セキュリティサービスを主軸に、デジタルトランスフォーメーション(DX)コンサルティングやAI活用支援を展開するIT企業だ。同社では従来、自社でサーバーを構築・運用するオンプレミス型のプロジェクト管理ツールを使用していた。しかし、新規に開発案件が立ち上がるたびにサーバーの準備、ツールのインストール、個別のアップデート管理などが発生し、案件数の増加に比例してシステム管理を担う部門の運用負荷が高まる課題に直面していた。

 こうした背景から同社は、アカウント数やプロジェクト数の増加によるコスト増を懸念する必要がない無制限プランを持つBacklogへの移行を決めた。移行にあたっては、進行中の既存案件は従来のツールで継続させ、新規案件から段階的にBacklogの適用を開始。現在ではほぼすべての開発プロジェクトの管理をBacklogへ移行している。

 実際の活用プロセスで、最も顕著な定量効果を上げているのがプロジェクト立ち上げ作業の自動化だ。APIを活用してBacklog上でのプロジェクト生成から社内管理台帳への自動記録までを一連のワークフローとしてシステム化した。これにより、これまでサーバー準備などで約60分かかっていた工数が1分以下へと短縮された。また、Backlogにはバージョン管理システムであるGitやSVNが標準で内包されているため、外部の変更履歴管理システムと連携させるための個別設定の手間も解消され、開発現場の構築負荷が軽減されている。

 さらに、このプロジェクト管理基盤は社内の部署間連携だけでなく、外部パートナーや顧客との協働基盤としても定着している。品質管理部門では、各開発案件の進行状況を、Backlogを通じて横断的に確認し、トラブルの兆候や進捗の遅れを早期に検知してフォローする体制を確立。社外パートナーとのやり取りや顧客との進捗共有、ドキュメントの受け渡しもBacklog上に一元化され、メール添付によるファイルの送受信に伴う紛失リスクや業務の属人化を防いでいる。

 神戸デジタル・ラボ経営戦略本部KDXチームのメンバーは、「Backlogを使い始めて10年以上が経つが、今や業務インフラとして定着している。過去の経緯や引き継ぎデータが残されているため、情報を探す手間もなくなった。今後は顧客からの問い合わせ窓口の集約や、バックオフィス部門への活用浸透を進めていきたい」と述べている。

ニュースリリース