キャリアデザインセンター、b→dashで求人マッチングを精緻化し応募数を拡大

2026年1月23日15:30|ニュースCaseHUB.News編集部
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 キャリアデザインセンターは、求職者と求人企業の最適なマッチングを目的に、データXが提供するデータマーケティングクラウドシステム「b→dash」を採用した。1月22日、データXが発表した。従来、外部ベンダーに依存していた施策運用を内製化し、スピード感のあるパーソナライズ施策の展開を目指す。現在では月間200施策以上の自動運用を実現しており、会員登録から応募にいたる歩留まりの改善や応募数の増加といった成果につなげている。

 キャリアデザインセンターは、転職サイト「type」や転職エージェントサービスを運営する総合人材サービス企業。同社は、求職者が給与などの条件面だけでなく、社風や志向性といったソフト面でも合致する職場を見つけられるよう、多角的なマッチングを追求してきた。しかし、施策の運用体制において、外部ベンダーに依存していることが課題となっていた。自由度の高いセグメント配信を迅速に実行するため、ユーザーデータの一元管理と戦略的な施策実行基盤の整備が求められていた。

 b→dashの採用にあたり、SQLなどの専門知識を必要としないノーコードでの操作性を評価した。社内メンバーのみでデータの加工や統合から施策の設定までを完結できる環境を重視した。また、データ連携の頻度を柔軟に設定できる点もポイントとなった。1日に複数回の更新を行うことで、直前のユーザー行動を反映した鮮度の高い情報を届けられると判断した。さらに、単一のプラットフォーム上でメール配信やWeb接客などの機能を拡張できるため、初期費用を抑えつつ迅速に施策を展開できる点も採用の決め手となった。

 b→dashの導入により、施策の設計から実行までを内製化できる体制が整った。現在は月に8本から12本の新規施策を開始しており、月間の自動運用数は200施策を超えている。具体的には、ユーザーの検索キーワードや閲覧履歴に応じた求人情報の訴求や、会員登録済みで応募がないユーザーへのアプローチなどを自動化している。データ連携の仕組みも改善し、配信時間に合わせて最新の会員データや求人情報を反映できるようになった。これにより、情報の不一致による機会損失を防ぎ、個々のユーザーに即した関連性の高い提案が可能になった。

 サイト上の行動履歴を詳細に把握できるようになり、データの裏付けに基づいた分析も進んでいる。特定のユーザー層の特性に応じた意思決定がスムーズになり、施策の精度向上に寄与している。今後は、会員情報と行動ログデータの掛け合わせをさらに深化させ、ブラックボックスとなっている領域の可視化に取り組む。マッチング精度をさらに高めることで、歩留まりの改善や応募数のさらなる拡大を目指す方針だ。

 キャリアデザインセンターtype部type課課長兼type副編集長の河西氏は、施策拡充のスピード感を重視し、柔軟に試行錯誤を重ねたい企業にとって非常に相性が良いツールだと感じると評価している。社内で使いこなすまでには一定の時間を要するものの、サポート体制が整っており、要望に対して真摯に向き合ってくれると話す。また、AI搭載の新機能などが定期的にアップデートされる点も、運用しやすい環境につながっていると付け加えた。

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