BMWグループは、決済サービスAdyenのPOSソリューションを採用し、BMWヴェルトとBMWミュージアムにおける決済処理を開始した。8月15日、Adyenが発表した。BMWグループは、Adyenのプラットフォームを通じ、オンラインとオフラインの両チャネルで顧客にシームレスな決済体験を提供する。
BMWグループは、高級車ブランドBMWを傘下に持ち、世界中で事業を展開している。同社は、顧客エンゲージメントとショッピング体験のニーズに応えるため、Adyenとのパートナーシップを拡大した。
BMWグループは、以前より36カ国で展開するグローバルeコマースにおいて、Adyenを決済パートナーに選定していた。Adyenのグローバルプラットフォームは、各地域の市場要件や決済手段に対応しており、BMWグループのグローバル展開を支えてきた。
今回新たにAdyenのPOSソリューションがBMWのエコシステムに統合され、BMWヴェルトとBMWミュージアムにおいて、Adyenの決済プラットフォームを通じオフライン決済の処理が可能になった。これにより、BMWグループは、オンラインとオフラインの両チャネルで顧客に一貫したプレミアムな決済体験を提供できる。
AdyenのPOSソリューション導入により、BMWグループは、顧客により多くの決済手段を提供できるようになる。将来的には、Apple PayやGoogle Payでの支払いも可能になる。さらに、Adyenの統合された分析ツールやリアルタイムの取引概要などの機能により、BMWグループは顧客の決済傾向を把握し、データに基づいたビジネス上の意思決定を行える。