皮膚計測機器や医療機器の輸入販売を手がけるインテグラルは、契約書の審査業務を効率化するため、法務向け総合文書エディタ「BoostDraft」を導入した。7月27日、BoostDraftが発表した。形式面のチェック自動化や参照箇所の表示機能などにより、英文契約書のレビュー時間を従来の2日から1日に半減させ、一人法務体制における業務負荷と心理的負担の軽減を図る。
1998年設立のインテグラルは、専門性の高い医療機器や皮膚計測機器を輸入販売する専門商社だ。同社では長年、総務部長が1人で法務業務を兼任する「一人法務」体制で業務を運用してきた。
しかし、専門業務と並行して法務を1人で担う体制では、契約書の形式面まで十分に目が行き届かず、ダブルチェックの実施も難しい状態だった。記載不備により取引先からの信頼を損なうリスクや心理的プレッシャーが課題となっていたほか、分量の多い英文契約書では定義語や参照箇所の確認のためにページを何度も往復するなど、確認作業に膨大な時間を要していた。
こうした課題に対し、業務負担を抑えつつ形式面の確認作業を自動化できるサポートツールとしてBoostDraftの採用を決めた。Microsoft Word上で動作し既存の業務フローを変更せずに活用できる点や、インターネット接続を基本的に必要とせず機密情報を安全に扱える点、直感的に操作できるシンプルなUI(ユーザーインターフェース)などを評価した。
導入後は、BoostDraftが「もう一人の担当者」として形式面のチェックを自動化することで、正確なダブルチェック体制を構築。英文契約書に要するリーガルチェック時間が従来の2日から1日へと半減した。さらに、定義語の参照や表記ゆれの検知がスムーズになったことで、顧問弁護士への相談や相手方へのレスポンス速度も向上し、ビジネス上の機会損失を防ぐ効果も得られている。形式チェックが肩代わりされたことで、担当者の心理的負担軽減にもつながっている。
インテグラル 総務部 部長の矢作正一氏は、「BoostDraftは Word 上で動作するため、導入後すぐに使いこなすことができた。英文契約書で定義語の確認のためにページを行き来するストレスから解放され、確認漏れを防げる安心感が大きい。レビュー時間が半分になったことで、本業である総務業務や他の法務課題への対応に時間を充てられるようになった」と話している。