シチズン時計は、ヘルスケア事業の新たな展開を目指し、オンライン作図ツール「Cacoo」をアプリ開発プロジェクトに採用した。3月31日、Cacooを提供するヌーラボが発表した。
シチズン時計とシチズン・システムズは、時計事業で培った小型精密技術を応用し、血圧計や体温計などのヘルスケア製品を開発し提供している。2022年には、初の自社開発アプリ「Health Scan」の開発プロジェクトを立ち上げたが、内製化の経験が乏しく、複数社横断チームでの情報共有や認識統一に課題を抱えていた。この状況を改善するため、リアルタイム共同編集機能を持つCacooを導入し、プロジェクト進行の効率化を目指した。
Cacooは、異なる企業や部門間での情報共有を円滑にする機能が評価された。従来のツールではセキュリティやアクセス権限の制約があり、グループ内でも情報共有が難しい状況だった。一方でCacooは、システム構成図やプロジェクトロードマップなどを視覚的に共有でき、認識のずれを防ぎつつ迅速な意思決定を支援するツールと考えられた。
導入プロセスでは、初めてオンライン作図ツールを使用するメンバーが多かったものの、直感的な操作性により特別なトレーニングなしでスムーズに活用が進んだ。さらに豊富なアイコンやテンプレートの活用で、AWS構成図やフローチャートなども容易に作成できる環境が整った。
導入効果としては、部署や企業の垣根を超えたリアルタイム共同編集による作業スピード向上が挙げられる。Cacoo上で重要な図を作成しながら議論することで認識の統一が可能となり、プロジェクト進行が円滑化された。また過去の図を保存しバージョン管理することで、開発プロセスの透明性も向上した。さらにQAチームとの連携にも役立ち、バグ報告や検証結果を図解し共有することで正確な情報伝達を実現している。
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