CDGは、企業の営業活動や販売促進活動を支援するキャンペーンアプリケーション基盤として、スパイラルのローコード開発プラットフォーム「SPIRAL ver.1」を採用した。6月11日、スパイラルが発表した。Web上で応募するデジタルキャンペーンの活用拡大に伴い、懸念されていたセキュリティ面での課題を解決し、個人情報を安全に管理できる環境を整備した。同時に、短納期かつ限られた予算の案件でも迅速にフォームを構築できる体制を確立し、提供価値の向上につなげている。
CDGは、ノベルティグッズの制作やプロモーションの企画・運営など、幅広いマーケティングソリューションを展開している。従来、キャンペーン施策はハガキによる応募形式が主流であったが、近年はWeb上でのデジタルキャンペーンの重要性が増していた。一方で、応募フォームを通じて個人情報を取り扱う機会が増加したことで、従来利用していた他社サービスにおけるセキュリティ面が課題となっていた。社会的な情報漏洩リスクへの関心も高まるなか、より安全性の高いキャンペーン基盤への刷新が必要となっていた。
SPIRAL ver.1の採用にあたっては、第三者機関による定期的なセキュリティ診断で最高評価の「A」を取得している点や、金融機関などセキュリティ要件が厳しい業界での導入実績を評価した。これにより、クライアントに対してセキュリティ水準を明確に示すことが可能となり、個人情報を管理する基盤を整備した。また、キャンペーン業務で求められる再利用可能なパッケージ型の運用に対応できる点や、ローコード開発による実装の容易さも採用の判断材料となった。
新基盤の導入により、CDGはコンタクトレンズメーカーをはじめとするさまざまな企業のキャンペーンフォームをSPIRAL ver.1上に構築し、応募者の個人情報をセキュアな環境で一元的に取得・管理している。これにより、安定した運用の継続が可能となった。
今回の取り組みは、CDGのビジネスにも影響を及ぼしている。従来強みとしていた高品質なノベルティグッズの企画・制作に加え、デジタルでの応募受付からその後の景品配送業務までを網羅した、一貫したキャンペーン支援体制をワンストップで構築できた。ものづくりとデジタルを組み合わせることで、大手広告代理店と競争できる基盤を整備し、顧客への提供価値を高める。
CDG執行役員の上野雅也氏は、「デジタルキャンペーンの需要が高まるなか、スピードとセキュリティの両立が課題だった。短納期や限られた予算の案件であっても、ローコード開発によって迅速にフォームを構築でき、高いセキュリティ水準をクライアントへ示せるようになった」と語っている。