スポーツ用品大手ミズノは、セントリックソフトウェア(Centric Software)の製品ライフサイクル管理(PLM)システム「Centric PLM」を導入した。製品開発プロセスを効率化し、グローバル市場でのさらなる成長を目指す。9月18日、セントリックソフトウェアが発表した。
ミズノは成長戦略の一環として、設計から調達、品質管理、製品企画に至るまで、一連のプロセスをデジタルテクのロジーを活用して効率化する方針を掲げ、PLMソリューションの導入を決定。複数ベンダーを比較検討した結果、Centric PLMを採用したという。スポーツ・アパレル分野での実績を評価した。
同社は今後、ライン計画、製品仕様、資材管理、カレンダー管理、製品調達、工程管理、品質管理など、Centric PLMの主要モジュールを活用して製品開発プロセス全体を可視化する。データを活用して、組織を横断したコラボレーションの促進や迅速な意思決定、ボトルネックの解消、ワークフローの最適化、生産性向上などにつなげたいとしている。
ミズノ グローバルアパレルプロダクト本部の中田良平氏は「製品開発プロセス全体を可視化することでコントロールの強化が可能になり、将来の成長につながると期待している」とコメントしている。