展示会出展企業の営業を支援するCharmapは、ファネルAiのAIネイティブCRM/MA「ファネルAi」を業務基盤に使い、顧客・案件管理と見積・請求を一元化する。150名を超える展示会セールスのスタッフを抱え、スプレッドシートと帳票ツールが分かれていたことによる、転記と照合の負担を減らす。10月13日、ファネルAiが発表した。
Charmapは、2024年3月に設立し、2025年1月に、展示会のコンサルティングとキャスティングの事業を始めた。女性の営業スタッフを中心に、展示会に出展する企業の営業活動を支援し、1年で120社を支援した。紹介を通じてスタッフが増え、その数は150名を超える。サービスが好評で、需要が急拡大するなか、スタッフを取りまとめる業務は煩雑さを増していた。
案件ごとに、開催日程、稼働人数、稼働時間、交通費などの条件が異なり、受注後に変更が入ることもある。営業、運営、請求に関わる情報を、適切に管理する必要がある。従来は、イベントと案件の情報を管理するスプレッドシートと、見積書と請求書を作るツールが分かれていた。見積の発行後の案件登録や、人数と稼働時間の変更に伴う金額の修正を、それぞれの管理先に反映する作業が発生し、案件情報と帳票の内容が一致しているかの確認も要った。
これらの業務を一連の流れに整えるため、ファネルAiを業務基盤にした。取り組みは3つある。一つ目は、顧客情報と展示会案件の情報を整理し、顧客ごとの案件状況、実施期間、対応状況を共有することだ。既存のデータの整理とあわせ、展示会事業に必要な管理項目を設定する。二つ目は、案件に登録した情報を、見積と請求へ引き継ぐ運用を整えることで、同じ情報を繰り返し入力する作業や、管理先ごとの照合の負担を減らすことを目指す。3つ目は、案件ごとのスタッフのアサインに関わる運用を整理することだ。担当者と業務の流れを確認し、情報を入力するタイミング、更新する項目、確認の手順を整理している。システムの設定と運用の設計をあわせて進め、現場で使い続けられる基盤にする。
両社は今後、顧客管理、見積、請求管理の運用を整えながら、稼働者の管理基盤の開発と連携にも取り組む。営業段階の案件情報と、スタッフの配置や稼働実績などの現場の情報をつなぎ、展示会事業全体の効率化を目指す。
三田理紗子社長は「面倒な管理業務をもっとシンプルにして、一人ひとりが自分らしく輝けるチームにしていきたい」とコメントしている。