ミクニ、異動の調整をシステム化へ 人事発令データと連携する「COMPANY」を採用

2026年10月14日09:00|ニュース|CaseHUB.News編集部
x
hatebu

 自動車部品メーカーのミクニは、WHI Holdingsのタレントマネジメントシステム「COMPANY Talent Management」シリーズの「組織人員配置」を採用した。表計算ソフトで行っていた異動の調整業務をシステム化し、確定した異動案を、人事基幹システムの人事発令データとして連携する。10月13日、WHI Holdingsが発表した。

 ミクニは、創業100年以上にわたり、世界のモビリティを支えてきた自動車部品メーカーだ。長期経営ビジョン「VISION2033」のもと、持続的な成長に向けた取り組みを進め、その1つとして、組織改編や人員配置の検討業務の効率化と高度化に取り組む。

 従来は、組織改編や異動案の検討で、各部門が表計算ソフトで組織案や配置案を作り、人事部門が集約して確認していた。部門間の調整や修正が発生するたびに、ファイルの配布、回収、再集計が必要になり、人事部門と現場部門の双方に、多くの工数がかかっていた。

 ミクニは、以前から人事基幹システムとして、WHI Holdingsの統合人事システム「COMPANY」を使っている。クラウド版への移行に合わせて、「COMPANY Talent Management」シリーズ(呼称:CTM2.0)の「組織人員配置」の採用を決めた。決め手は、既存の人事データを活用しながら、組織改編や異動案を検討できる点と、確定した情報を、基幹システムへ途切れなく連携できる点だ。

 期待する効果は、2つある。1つ目は、部門間の調整の効率化だ。複数の担当者が、組織改編案や異動案を画面上で共同編集できるため、表計算ソフトの配布、回収、集計の手間がなくなる。配置の検討では、同じシステム内の人材データを使い、客観的なデータを参照しながら、配置案を作れる。2つ目は、正確さの向上だ。確定した異動案は、そのまま「COMPANY 人事・給与」の人事発令データとして連携され、手作業による転記ミスと、データ移行の工数を減らせる。

 ミクニの人事総務室は「これまで表計算ソフトを中心に行っていた組織改編と人員配置の業務の効率化が図られることで、より迅速かつ円滑な組織運営につながることを期待している」とコメントしている。ミクニは、客観的なデータに基づく最適な人員配置の実現を目指し、長期経営ビジョンで掲げる人的資本経営を推進する。

ニュースリリース