ヤクルト本社(ヤクルト)は人事システムの統一基盤として、ワークスヒューマンインテリジェンス(WHI)の統合人事システム「COMPANY」を採用した。7月24日、WHIが発表した。
ヤクルトは中期経営計画の基本方針として「社会環境の変化に応じた新たな価値創出に向けた『変革への挑戦』」を掲げ、人事部門でもワークライフバランスの推進や多様な働き方への対応など、働きやすい職場づくりに取り組んでいるという。
従来のシステムでは、人事・給与業務の効率化や生産性の向上が課題となっていた。 現行システムの製品保守終了を機に、次期システムの検討を開始。「COMPANY 人事・給与」「COMPANY Web Service」「COMPANY Talent Management」を採用した。
ヤクルト本社人事部は「2006年から使用してきた現行システムの製品保守終了の案内を機に、次期システムの検討を始めた。法改正も含め、時代の変化に伴い人事関連業務も複雑化する中、人事・給与担当者の作業負担も大きくなっていたため、システムの集約や標準機能の利用による人事・給与業務の効率化や人材データの有効活用を目的に、COMPANYの採用を決定した」と説明する。
COMPANYの導入により、人事管理、給与計算、申請手続きなど、人事の業務領域を幅広くカバーする仕組みを整え、システム間のシームレスな連携を実現できるという。従来のシステム間連携に伴うチェック業務の負担解消と業務効率化を見込む。
また、COMPANYの豊富な標準機能を活用することで、これまでカスタマイズで対応してきた制度変更や法改正にも柔軟かつ迅速に対応できるようになるとしている。さらに、人材データの有効活用による企業価値向上にも取り組む。
ニュースリリースURL
https://www.works-hi.co.jp/news/20240724