ソニー・ホンダモビリティ、「AFEELA」に向け顧客サービス強化にSalesforce採用

2024年9月9日08:35|ニュースリリース公開日 2024年4月9日|ニュースCaseHUB.News編集部
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 ソニー・ホンダモビリティ(SHM)が、カスタマーサービス領域でSalesforceのソリューションを導入することが分かった。2024年4月9日、セールスフォース・ジャパンが発表した。

 SHMは2022年9月に設立された自動車メーカーで、EVブランド「AFEELA」(アフィーラ)の第一弾車両を2025年に発売し、2026年に北米や日本で順次提供する計画だ。

 グローバル展開に向け、SHMはデジタルを活用した個別化された顧客体験の提供を重視している。この方針に基づき、Salesforceの製品群を採用した。

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 具体的には、Salesforce Automotive Cloudを用いて、自動車購入前から購入後のサポートまで一貫したサービスを提供する。また、Salesforce Data Cloudで多角的なデータを管理し、統合カスタマーサービスソリューションを構築する。さらに、MuleSoftでSHMクラウドプラットフォームとSalesforceアプリを連携させ、柔軟なシステム統合を実現する。

 加えて、統合データ分析プラットフォームTableauを活用し、車両走行状況の可視化やサービス利用状況、品質分析などのインサイトを提供する予定だ。

 SHMの販売はオンラインが中心となる見込みで、AFEELAと顧客との直接的な関係構築をSalesforceが支援する。

 SHMの水野泰秀代表取締役会長兼CEOは「ソフトウェア技術を中心とした『Mobility Tech Company』を目指している。Salesforce様のグローバルで豊富なカスタマーサービス領域での知見や実績、変化に柔軟に対応する拡張性を備えたソリューションは非常に魅力的であり、高い信頼を置いている」とコメントした。

ニュースリリースURL
https://www.salesforce.com/jp/news/press-releases/2024/04/09/240409/