江府町、HP SCE導入で業務効率化とセキュリティ強化

2025年3月27日22:50|ニュースCaseHUB.News編集部
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 鳥取県江府町は、業務効率化とセキュリティ強化を目的に、「HP Sure Click Enterprise(HP SCE)」を採用した。3月27日、IDホールディングスが発表した。

 日本有数の良質な水資源を有し、世界的な飲料メーカーが工場を構える江府町は、「誰一人取り残さないデジタル社会の実現」を掲げ、人口減・高齢化が進む中でもDXを積極的に推進している。多くの自治体システムでは、基幹システムとインターネット上の各種サービス利用のため、クライアントPCを使い分ける必要があり、江府町役場においても業務の煩雑化と職員の負担増が課題となっていた。

 こうした背景から、江府町はインフォメーション・ディベロプメントの提案を受け、HP SCEの導入を決めた。HP SCEは、PC内の仮想化技術を活用し、悪意あるソフトウェアを空間内に閉じ込めるセキュリティ対策が特徴、マルウェアなどの脅威をリアルタイムで分析し、エンドポイントを保護できる。

 HP SCEの導入で、これまで2台必要だったクライアントPCの統合が可能となり、セキュリティインシデントのリスクを大きく低減した。これにより、情報の一元化が進み、職員の業務効率化につながる。インフォメーション・ディベロプメントは、中期経営計画に「SDGs戦略」を掲げており、企業や自治体と連携した地方創生への取り組みを推進している。江府町とは2022年6月に、DX推進と町民サービスの向上に向けた「連携と協力に関する協定」を締結している。

ニュースリリース


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