トラスコ中山、DAP導入でサイト操作性を内製化 購買体験向上へ

2026年6月5日15:40|ニュースCaseHUB.News編集部
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 トラスコ中山は、ユーザー向けプロツール検索・購買サイト「トラスコ オレンジブック.Com クロス」の利便性向上を目的に、テックタッチのAI型デジタルアダプションプラットフォーム(DAP)「テックタッチ」を採用した。6月4日、テックタッチが発表した。ノーコードでの操作ガイド作成・実装環境を確立することで、外部ベンダーに依存しない迅速なサイト改善体制を構築し、ユーザーの購買体験(CX)の向上とシステム改修コストの削減を推進する。

 機械工具卸売大手のトラスコ中山は、製造現場や建設現場を支える工場用副資材の供給において国内トップクラスのシェアを持つ。同社は2025年2月、現場のユーザーがパソコンやスマートフォンから即座に在庫確認や注文を行える会員向けサイトを本格稼働させた。従来、同サイトの機能改善や画面修正はすべて外部パートナー企業と連携して対応していたが、改善要望を反映させるまでに一定の期間を要することから、よりスピーディに改善サイクルを回せる運用体制の構築が課題となっていた。

 選定にあたっては、現場主導での内製化が可能な点を高く評価した。非IT部門の担当者でもシステム改修なしで直感的に画面UIを調整できる操作性が決め手となった。また、サービス導入から運用定着まで伴走する手厚いサポート体制や、他社の活用事例を直接学べるユーザーコミュニティ、専任担当者から客観的なアドバイスを受けられる点も長期運用の安心感につながった。

 導入後は、ユーザーからの問い合わせが多かった箇所を中心に改善を実施した。特に初期登録、商品検索、購入導線において、ユーザーがつまずきやすいポイントの操作性やUI・UXを見直した。自社で操作ガイドを即時に実装・修正できる体制が整ったことで、改善スピードが大幅に向上。これにより、ITに不慣れなユーザーでもマニュアルなしで初期登録から注文まで迷うことなく操作を完結できる環境を実現している。

 トラスコ中山デジタル推進部部長兼UXプラットフォーム開発室室長の池上氏は、「これまでは軽微な修正にも一定の時間とコストを要していたが、テックタッチの導入により、自分たちの手でスピーディに利便性を高められる体制を実現した。これにより実施・検証・改善のサイクルを回せるようになり、ユーザーの声や利用状況に応じた改善が可能になった。今後も小さな改善を積み重ね、利便性向上に努めていく」とコメントしている。

ニュースリリース