滝上町観光協会、ファンカードにNFC採用 中長期的な関係人口を創出へ

2026年6月5日18:27|ニュースCaseHUB.News編集部
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 滝上町観光協会は、デジタル技術を活用した地域の情報発信と中長期的な関係人口の創出を目的に、SBIトレーサビリティのトレーサビリティ・サービス「SHIMENAWA」を採用した。6月5日、SBIトレーサビリティが発表した。ふるさと納税の寄附者や来訪者へ配布する自治体公式ファンカード「TAKINOUE FUN CARD 2026」にNFCタグを内蔵し、日常的に町の最新情報へアクセスできる仕組みを構築した。

 北海道滝上町を取り巻く環境として、人口減少や高齢化の進行に加え、町の認知度不足や地域産品の情報発信が課題となっていた。従来の観光イベントやふるさと納税といった単発の取り組みでは、来訪や寄附の後に継続的な関係を築くことが難しく、中長期的に自治体と人がつながり続けるための仕組みづくりが求められていた。そこで同協会は、紙媒体や一過性の施策では伝えきれなかった地域の情報を日常的に提供し、町に触れる接点を広げるため、デジタル技術を組み込んだファンカードの発行を決めた。

 採用にあたっては、新たな専用アプリのインストールを必要とせず、使い慣れたスマートフォンをかざすだけでスムーズにデジタルコンテンツへアクセスできる利便性を評価した。QRコードの手間を抑えた快適な読み取り体験を提供できる点や、アクセス先のコンテンツを、カード自体を更新することなく変更できるため、季節や状況に応じた最新情報を継続的に届けられる点が決め手になった。カードには、Uni Tagと共同開発した専用のNFCタグが内蔵されている。

 カードにアクセスすると、芝ざくら滝上公園における開花状況などの観光情報やイベント情報、町の様子が月次で更新されて表示される。今後は町の概要、観光地紹介、地域産品紹介などのコンテンツも順次追加される予定で、滝上町と継続的につながるための「リアルタイムな情報接点」としての役割を果たす。

 今後は、本カードを基盤として寄附者や来訪者との接点を継続的に確保し、町への関心を中長期的に育てていく。日常的なアクセスを通じて地域との継続的な関係構築を図り、関係人口の創出やその先の移住促進にもつなげる。

ニュースリリース