セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンがDIGGLEで管理会計を高度化

2025年1月6日09:00|ニュースCaseHUB.News編集部
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 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが、コラボラティブ経営管理サービス「DIGGLE」を導入し、管理会計業務の高度化と事業部主体の運営体制構築を目指す。DIGGLEが12月26日に発表した。

 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは1986年に設立され、子どもの権利実現を目標に活動する国際NGO。同団体では、以前から表計算ソフトでの予算管理が煩雑で、部署内でもチームごとに異なるフォーマットを使用するなど、運用が属人化していた。また、公益社団法人特有の課題として、指定、無指定寄付金の収益化タイミングや助成金の開始日、期限の管理など、プロジェクトごとの数値管理が複雑だった。そのため、各事業部が主体的に管理できる環境を整備したいとの要望があった。

 これらの課題を解決するため、DIGGLEの導入を決めた。選定の決め手は、公益社団法人特有の会計処理や、勘定科目の階層と予算内容に対応できる機能性や柔軟性の高さだった。また、事業部を巻き込んだ予実管理に適している点や、導入のしやすさ、カスタマーサクセス担当者による手厚いサポートも評価された。

 DIGGLEの導入で、管理会計プラットフォームが統一され、予算策定、見込管理における表計算ソフトの集計、チェック工数が削減されるとともに、属人化の脱却、メンテナンス工数の削減、意思決定者の確認コスト削減が可能になる。また、指定、無指定寄付金の収益化タイミングや、助成金の開始日、使用期限、プロジェクトごとの収支、費用などをリアルタイムで管理できるようになり、予算配分などの意思決定の質とスピード向上が見込まれる。さらに、これらの運用を軌道に乗せることで、事業部主体の予実管理運用が構築できると期待される。

 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン財務企画部長の菊池卓郎氏は、DIGGLEを活用し、より効率的な運営を推進し、成果の最大化を図っていくとしている。

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