サンヒルがクラウド型ワークフロー導入で業務効率化、紙文化を脱却しDX推進

2024年9月9日08:50|ニュースリリース公開日 2024年7月16日|ニュースCaseHUB.News編集部
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 ベアリングなどの金属・樹脂部品製造販売のサンヒルは、クラウド型ワークフロー「X-point Cloud」を導入し、年間約1万分の業務時間削減を実現した。7月16日、ワークフローシステム開発のエイトレッドが発表した。

 サンヒルは従来、紙の帳票による申請業務を行っていたが、業務効率化の阻害や意思決定の遅延などの課題を抱えていた。また、根強い紙文化がDX推進の障害となっていた。

 これらの課題解決のため、同社はX-point Cloudを導入。役職設定や承認ルートの柔軟な条件分岐、既存の紙帳票レイアウトの再現性の高さなどを評価し、選定に至った。

 導入後、全9部門53名の従業員が利用し、年間約1800回の申請処理を行っている。特に「購入依頼書」の電子化により、回付ミスや差し戻しの頻発、紙とデジタルデータの混在による処理・保管の課題が解消された。

 サンヒルの担当者は「X-point Cloudの条件分岐機能を活用し、購入金額ごとに最終決裁者が自動的に分岐するようになった。また、承認後のデータがすべてシステム上に保管されるため、処理の手間が大幅に削減された」と述べている。

 さらに、申請業務のデジタル化が従業員のデジタル化への意識変革を促し、長年の紙文化を刷新するきっかけとなった。これにより、DXに向けた体制構築も進展している。

ニュースリリースURL
https://www.atled.jp/news/20240716_01/