北海道を拠点とするホームセンター大手のジョイフルエーケーが、全社的なコミュニケーション基盤の構築と業務プロセスのデジタル化を目的に、NTTデータ イントラマートのクラウド型アプリケーションプラットフォーム「Accel-Mart Plus」を採用した。3月5日、NTTデータ イントラマートが発表した。
ジョイフルエーケーは、北海道でホームセンターを中心に、ペットショップや建材・鋼材などの専門店を展開している。約900人の従業員が複数の店舗やオフィスで勤務しているため、効率的な情報共有が課題となっていた。従来はグループウェアを利用していたが、ランニングコストの問題から全従業員へのアカウント付与が難しく、十分なコミュニケーションを図れない状況だった。また、申請・承認業務は紙とハンコを使用するアナログ作業が残っており、業務効率化が急務だった。
これらの課題を解決するため、ジョイフルエーケーはAccel-Mart Plusを採用した。選定理由として、ユーザー数に依存しないコスト体系、ローコード開発ツールによる迅速なシステム構築、将来的なDX推進に向けた拡張性、安定したサポート体制の4点を挙げている。
導入により、全従業員との双方向コミュニケーション環境の構築、社内ポータルでの業務情報の一元管理、ローコード開発による「週報システム」の短期構築(2.5カ月)、申請・承認業務のペーパーレス化などの効果が期待されている。
ジョイフルエーケーの担当者は「Accel-Mart Plusの導入により、全社的なコミュニケーション基盤が整備され、業務効率化とDX推進の基盤が構築できた」とコメントしている。
今後、ジョイフルエーケーはAccel-Mart Plusで構築したワークフローシステムの利用を開始し、既存システムとの連携によるデータ活用範囲の拡大を計画している。さらに、ローコード開発による内製化も視野に入れ、全社的なDXをスピーディーに推進する方針だ。
なお、本システムの導入・開発にあたっては、NTTデータ イントラマートのセールスパートナーであるNTTデータ北海道が支援を行った。
ニュースリリースURL
https://www.intra-mart.jp/topics/006590.html