森六、社内規程DXサービスの導入で一括改定時間を3分の1に短縮

2026年7月1日09:00|ニュースCaseHUB.News編集部
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 森六は、社内規程DXサービス「KiteRa Biz」を採用した。6月30日、製品を提供するKiteRaが発表した。2025年4月のグループ統合および商号変更に伴う約250規程の一括改定に要する対応時間を当初見込みの3分の1に短縮した。社内規程を一元管理できる環境を整え、従業員が自律的にルールを参照できる体制を目指す。

 森六は自動車用樹脂成形部品を中心とするものづくりや、幅広い化学品を扱う商社事業を展開する化学専門企業グループだ。これまで約250の社内規程を文書作成ソフトや表計算ソフトで作成し、閲覧用電子文書として社内システムに掲載し運用していた。しかし、従業員にとっては必要な規程を探しにくく、規程に関する問い合わせが特定の担当者個人へ集中する状況が課題となっていた。さらにグループ統合・商号変更に伴い、約10部門にまたがる担当者が関わる中で、約250規程を正確かつ一括で改定する必要性が生じていた。

 こうした背景から、規程管理に必要な機能の網羅性、規程単位での柔軟な閲覧権限の設定機能、シンプルな操作性とコスト面の妥当性を評価し、KiteRa Bizの導入を決めた。

 導入に伴い、グループ統合に関わる一括改定業務が効率化された。従来の手動による方法では、改定対象の洗い出しや新旧対照表の作成、体裁や文言の統一、複数部門との調整に1規程あたり約30分、全体で約125時間かかると見込まれていた。導入後はキーワードによる横断検索や新旧対照表の自動出力機能により、1規程あたりの対応時間が約10分へと短縮され、正確性と整合性を担保した改定が可能となった。

 また、規程単位で事業部や役職に応じた閲覧権限をシンプルに制御できるようになったことで、従業員が必要な規程を自ら検索・参照しやすい環境が整った。これにより、社内チャットで1日数件寄せられていた規程に関する問い合わせが週数件以下へと大幅に減少したほか、内部監査などの関係者への共有もスムーズになった。

 今後は、研修などを通じた規程のさらなる浸透や、参照番号リンクを活用した関連規程の相互参照環境の構築を進める計画だ。さらに、将来的にはグループ会社を含めた規程管理体制の整備も視野に入れ、従業員一人ひとりがルールを理解して事前にリスクを防ぐガバナンス体制の強化に取り組んでいく。

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