シー・エヌ・エスは、イベントDXシステム「Qlues(クルーズ)」の個人情報管理基盤として、スパイラルのローコード開発プラットフォーム「SPIRAL ver.1」を採用した。4月23日、スパイラルが発表した。セキュアな環境での情報管理を実現し、主催者と参加者双方の利便性向上とマーケティング活用の高度化を図る。
シー・エヌ・エスは20年以上にわたりイベント企画・運営事業を展開する総合クリエイティブプロダクションだ。近年、イベントの現場では、参加者が投影スライドを撮影して記録するといったアナログな手法が依然として多く、情報の振り返りに手間がかかることや、主催者が参加者の関心をログとして把握できないことが課題となっていた。
こうした背景から同社は、Qlues株式会社と協力して、参加者の手元にスライド資料をリアルタイム配信するシステム「Qlues」を開発した。開発にあたっては、以前からメール配信等で利用していたSPIRAL ver.1の高いセキュリティ性を評価し、サービス基盤として採用した。
新システムでは、参加者がスマートフォンで関心のあるスライドを保存でき、事後のアーカイブ動画視聴時には保存したスライドから該当シーンを直接再生できる。一方、主催者はスライドごとの閲覧や滞在時間などの行動ログを個別に取得できるため、興味関心の可視化が可能となった。
SPIRAL ver.1の導入により、個人情報管理やログイン認証、メール配信機能をセキュアかつ効率的に運用できるようになった。これにより、自社で個人情報を管理するリスクや工数を低減し、ユーザー体験の向上に向けた開発に専念できる体制を構築した。
シー・エヌ・エス代表取締役COOの久保隆志氏は、センシティブな個人情報管理をSPIRALと連携したことで安心して開発に専念できているとした上で、数千人規模の参加者との円滑なコミュニケーションに活用していく。