EAGLE、収益化とユーザー獲得を両立 eCPM39%向上、新規獲得は60倍に

2026年6月5日15:24|ニュースCaseHUB.News編集部
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 EAGLEは、アプリ内広告に依存するカジュアルゲームの収益最大化とユーザー獲得の強化を目的に、Molocoのアプリ収益化ソリューション「Moloco SDK」を採用した。6月4日、Molocoが発表した。AIを活用した高価値ユーザーへのターゲティングや配信チャネルの多角化により、ROAS(広告費用対効果)を維持しながら効率的なマネタイズ基盤を確立した。

 EAGLEは、累計200万ダウンロードを突破した放置型牧場育成ゲーム「出荷ぶた」シリーズなどの自社開発・運営を手がけるゲーム開発会社だ。同社はアプリ内広告を主要な収益源としていたが、従来の配信チャネルにおけるユーザー獲得の鈍化や、ROASを縮小しても獲得量が戻らないという課題に直面。さらに、特定のプラットフォーム以外への広告在庫へのアクセスに苦戦しており、成長サイクルの維持に向け「ユーザー獲得の拡大」と「広告マネタイズの効率化」の両立が急務となっていた。

 選定にあたっては、高精度なAI技術と手厚いサポート体制を評価した。一般的な最適化とは異なり、ビジネスモデルにおいて実際に収益を生む高価値ユーザーを狙ってシグナルを蓄積し、入札精度を高められる設計思想を重視。特定のプラットフォームに依存せず、複数のネットワークを横断してこれまでリーチできなかった広範な広告枠へアクセスできる点も決め手となった。

 導入に際しては、Molocoのサポートチームと密に連携し、ブラックフライデーからクリスマスにかけての広告高騰期にあえて予算を抑制する戦略を展開。AIに学習データを蓄積させ、単価が安定し始める12月25日以降に集中投資を行うシーズン予算編成を適用した。

 この取り組みにより、主力タイトルである「出荷ぶた-養豚場育成ゲーム!」のeCPM(1000回表示あたりの収益)は約15.7ドルから約21.8ドルへと39%向上した。動画リワード広告のeCPMはピーク時に80ドルに達した。さらに、Moloco経由の新規ユーザー獲得数は2025年11月の941件から、2カ月後の2026年1月には56466件へと増加し、目標ROASを一貫して維持したまま約60倍への拡大を達成。マネタイズとユーザー獲得の双方が作用する好循環を構築した。

 EAGLE代表取締役社長の八須竜馬氏は、「ROASと獲得量の両立が高いレベルで継続していることを特に評価している。実験に労力と予算を惜しまない覚悟を持ち、アプリごとの特性に向き合えたことが成果につながった」と話している。同社は今回の成果を基に、無料ゲームアプリランキング1位の獲得や海外展開を見据えるほか、自社で実証したゲームとポイ活を組み合わせたモデルを外部へ提供する開発キット「ポイリンク」の普及を進める。

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