ENEOSは、経営改革を支えるシステム基盤として、SAPのクラウドERPである「SAP S/4HANA Cloud」を中核とするクラウドオファリング「RISE with SAP」を採用した。SAPジャパンが2024年2月19日に発表した。
エネルギー事業大手のENEOSは、「エネルギー・素材の安定供給」と「カーボンニュートラル社会の実現」の両立を目指す長期ビジョンの達成に向け、「確かな収益の礎の確立」「エネルギートランジション実現への取り組み加速」「経営基盤の強化」を方針に掲げている。ENEOSデジタル戦略においては、「【ENEOS-DX Core】基盤事業の徹底的な最適化」「【ENEOS-DX Next】成長事業の創出と収益拡大」「【カーボンニュートラルに向けたDX】エネルギートランジション実現の加速」を具体的なテーマとし、デジタル人材育成、データ活用、ITガバナンス、共創機会の強化に取り組んでいる。
ENEOSは従来、SAP S/4HANAを利用してきたが、ENEOSデジタル戦略の実現に向け、環境変化に対応できるシステム基盤として、SAP S/4HANA Cloudを中核とするRISE with SAPへの移行を決めた。
ニュースリリースURL
https://news.sap.com/japan/2024/02/eneos-rise-with-sap/