イントループ、グローバル標準ERPの導入でコンサルティング事業基盤を強化
2025年4月18日13:56｜ニュース｜CaseHUB.News編集部
イントループは、コンサルティング事業の強化と業務の透明性向上を目的に「GROW with SAP」を採用した。4月16日、SAPジャパンが発表した。
イントループは、SAPコンサルティング人材をはじめとするITコンサルティング人材の派遣や、ITコンサルティング、プロジェクトマネジメント支援を通じて企業のDXを推進している。近年、コンサルティングビジネスの成長に伴い、より高度な業務管理や外部人材の購買管理強化が求められる事業環境となっていた。こうした背景から、創業時より利用してきた自社開発のスクラッチシステムを刷新し、グローバル標準の業務プロセスに対応できるクラウド型ERPへの移行を決めた。
GROW with SAPは、SAP S/4HANA Cloud Public Editionを中核とするSaaS型ERPパッケージであり、標準化された業務プロセスと拡張性を特徴とする。イントループは、SAPジャパンのコンサルティング部門の支援を受け、導入プロジェクトを自社で推進する。これによりグローバル標準の導入知識と経験を蓄積し、今後のビジネス成長に向けた基盤の強化も図る。
外部人材の購買管理業務には、SAP Fieldglassを活用し購買行為の効率化とナレッジの蓄積を目指す。派遣ビジネス特有の業務要件については、SAP Business Technology Platform上で機能拡張を行い、全体システムとの連携を構築する。
今回のプロジェクトにより、社員のナレッジ蓄積や業務の透明性向上を通じて、企業活動への貢献意識を高めること、またグローバルスタンダードに準拠したSAPソリューションの活用により、事業環境の変化にも柔軟に対応できる持続性の高い業務運用を実現する。属人化を排し、組織全体での業務効率化と標準化を目指す。
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