アース製薬は、財務・管理会計および債権債務領域において、ワークスアプリケーションズのクラウドERP「HUE」を採用した。5月14日、ワークスアプリケーションズが発表した。業務プロセスの最適化を進めることで、これまでの課題であった業務負荷の軽減と属人性の低減を図り、サステナブルな会計業務基盤の整備を目指す。
アース製薬では従来、外資系ERPを運用していたが、その保守期限を迎えるにあたりシステム刷新の検討を進めていた。これまでの運用では、債権債務領域をはじめ、日本の商習慣に十分に対応しきれない部分があり、システム外での煩雑な業務処理が発生。その結果、業務の高負荷や、特定の担当者に依存しがちな属人化しやすい業務環境が大きな課題となっていた。
採用にあたっては、「HUE」が日本の大手企業向けに開発された国産ERPであり、業務に応じた柔軟な設定や運用が可能な点を評価した。システム外での業務処理を削減し、一元化されたデータの利活用を推進できる点も採用の決め手となった。
刷新により、財務会計・管理会計システム「HUE Financials & Strategy」と債権・債務管理システム「HUE Accounts Payable/Receivable」を新たに導入する。すでに導入している固定資産管理システム「HUE Asset」と連携させることで、精度の高いデータをリアルタイムに把握できる環境を構築。これにより組織の対応力を強化し、決算業務の平準化を進める。
アース製薬管理本部ファイナンスマネジメント部部長の堀畑貴裕氏は、「今回のシステム刷新を機とした業務プロセスの見直しは、当社のさらなる成長に向けた重要な取り組みだ。HUEは業務に応じた柔軟な設定・運用が可能である点を評価し、採用を決定した。導入を通じて、これまでの課題であった業務負荷の軽減とデータ活用の高度化を実現し、サステナブルな組織運営と決算業務の平準化につなげていきたい」とコメントしている。