名古屋証券取引所は、Exa Enterprise AIの法人向けChatGPTサービス「exaBase 生成AI」を全社導入した。市場運営業務の効率と質の向上、証券市場のプラットフォーマーとしての機能強化を目指すとしている。2月19日、Exa Enterprise AIの親会社であるエクサウィザーズが発表した。
取引所業務は「少量多品種」であり、細かな業務を効率化するため都度システムを開発するのは費用対効果が十分ではなかったという。業務によっては部署ごとにツールを作成して作業の効率化に取り組んできたが、社内技術者の不足によりツールの管理や運用が属人化しているという課題があった。
同社は作業ボリュームを問わず多様な取引所業務を効率化できる技術として生成AIに着目。exaBase 生成AIの採用にあたっては、少数アカウントから低コストで利用でき、高精度かつレスポンスも速い「GPT-4o」や高度な論理的思考が可能な「o3-mini」を利用できる点、禁止ワードの登録や機密情報ブロック機能など、セキュリティ面にも配慮されている点を評価したとしている。
今後はexaBase 生成AIを、市場運営に関わる文章の作成や会議議事録の作成、データ分析など幅広い社内業務で活用する方針だ。