コスモ松山石油とコスモエンジニアリング、eYACHO導入で会社間承認を効率化

2026年7月30日09:00|ニュースCaseHUB.News編集部
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 コスモ松山石油とコスモエンジニアリングは、石油化学プラントの保全業務におけるペーパーレス化と効率化に向け、MetaMoJiの施工管理アプリ「eYACHO」を採用した。7月29日、MetaMoJiが発表した。紙で運用していた作業予定表などの書類をデジタル化し、協力会社を含めた承認フローを円滑化。これによりコスモ松山石油で年間約100時間、コスモエンジニアリングで年間約600時間の労働時間を削減している。

 コスモ松山石油の松山工場は、常に約30件の工事が同時に進行し、約20社の協力会社から毎日多数のスタッフが従事する大規模な生産施設である。同工場で保全工事の請負や施工管理を担うコスモエンジニアリングとともに業務を進める中で、紙媒体による非効率な書類運用が長年の課題となっていた。

 特に工事の着工許可や実施内容を記録する作業予定表は、コスモ松山石油、コスモエンジニアリング、協力会社の3者間での押印や提出が必要で、多大な時間を要していた。協力会社は紙の書類を提出するために広いプラント内を自転車で移動し、1日約1時間を費やしていたほか、受付や承認作業、5年間に及ぶ保管書類の検索も大きな負担となっていた。

 両社はこうした課題を解決するため、複数会社間での電子承認に対応し、既存の紙書類の見た目をそのまま取り込んで柔軟にカスタマイズできる点や汎用性の高さを評価し、eYACHOの導入を決めた。トライアル時には承認の停滞や漏れが発生するなどの難題に直面したが、MetaMoJiと協力して工事の進捗や承認状況を一覧化・絞り込みできる「承認ステータス一覧表」を開発・導入したことで課題を解消し、本格運用へ繋げた。

 導入後は、作業予定表をはじめ品質管理記録、進捗管理表、重機の車両調整、現場パトロール記録など、工場内で使用する書類の10~20%をeYACHOへ移行した。利用人数は両社および協力会社15社を合わせて計145名に拡大している。これにより、労働時間はコスモ松山石油で年間約100時間、コスモエンジニアリングで年間約600時間削減された。協力会社でも1人あたり年間約110時間の削減効果が出ているほか、最も工事量の多い会社では年間約660時間の削減と約2500枚のコピー用紙削減を達成した。移動や手続きの負担軽減により、現場管理やコア業務へ一層注力できる環境が整っている。

 コスモエンジニアリング保全本部松山支店プロジェクト1グループ長の山口修平氏は、「紙の帳票や資料はまだ多数あるため、すべてをeYACHOへ移行したい。構内で行われる書類運用のすべてが一気に移行できる環境を目指していく」と話している。

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