ハウス食品グループ本社は、NTTデータ イントラマートのエンタープライズ・ローコードプラットフォーム「intra-mart」を採用し、現場主導のDX推進に向けた内製開発基盤を構築した。7月30日、NTTデータ イントラマートが発表した。外部ベンダー依存によるシステムのブラックボックス化や対応の遅れといった課題を解消し、アジャイル的な内製開発によるスピーディーな業務改善と持続可能な運用体制を実現した。
ハウス食品グループ本方は、グループのコーポレート機能を担い、各事業会社や事業部門の自律的な取り組みを支援しながらDX推進に注力している。
従来のシステム開発や運用は外部ベンダーへ依存していたため、業務領域ごとに異なるシステムや開発方式が乱立してブラックボックス化が進行。小規模な改修にも時間とコストを要していたほか、ビジネスニーズの変化に対する柔軟な対応が困難となっていた。そこで基幹システムの刷新を契機に、独自色の強い業務領域について内製開発へ切り替える方針を決定。ローコードからフルスクラッチまで柔軟に対応し、高い運用保守性や将来的な拡張性を備えるintra-martを採用した。
intra-martの選定にあたっては、スキルレベルに応じた開発スタイルの柔軟性や、数千人規模の利用でも費用変動を抑えられる課金体系、国内エンタープライズ領域における実績、パートナーによる伴走型のサポート体制などを評価した。システムの導入および開発にあたっては、NTTデータ イントラマートのプラチナパートナーであるアグレックスがトータルで支援した。
導入後は、アジャイル的な内製開発によって現場の要望へ迅速に対応できるようになり、社内でのプレゼンスが向上した。表計算ソフトで分散管理していた情報をウェブ上で一元化し、検索性や利便性も高まった。また、開発ルールの標準化によって属人化を抑えた開発体制を整え、経営層を含む全社横断での活用を通じてDX推進の認知拡大にも寄与している。
今後は社内の人材育成や開発ノウハウの横展開を進めるとともに、生成AIを活用した開発生産性の向上や、ビジネスプロセス全体の改善を図る。