ふくおかFG、デジタル変革の包括的な基盤としてSalesforce製品群を採用 変化への対応力を強化

2024年9月9日08:45|ニュースリリース公開日 2024年6月11日|ニュースCaseHUB.News編集部
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 ふくおかフィナンシャルグループはグループ全体の包括的なデジタル変革基盤としてSalesforceを採用した。6月11日、セールスフォース・ジャパンが発表した。複数のSalesforce製品を活用し、データドリブンな営業に変革し、オンラインとオフラインを融合させた質の高い顧客体験を提供したい意向だ。

 ふくおかフィナンシャルグループは、さまざまな社会課題を踏まえて既存のビジネスモデルの変革や新事業の創出を積極的に進めるために、グループ横断で活用できる新たなデジタル基盤の導入を検討してきた。将来の環境変化にも対応できる柔軟性や先進的なAI技術のスピーディーな導入、機能の拡張性などを評価し、今回、「Salesforce Financial Services Cloud」や「CRM Analytics」「Event Monitoring」など複数のSalesforce製品を採用した。今後は「Salesforce Data Cloud」や「Salesforce Connect」の導入も検討しているという。

 これらの製品群を活用し、グループ内の銀行の各支店、銀行全体、将来的にはグループ全体で顧客情報を共有することで、顧客ニーズに応える新しいサービス開発を目指すという。また、グループ会社間の連携強化による地域共創基盤の整備、AIを活用した次の行動・提案の示唆、顧客セグメント別の営業リソース最適化などを通じて、独自の強みを持つ営業体制を構築したい考えだ。

 さらに、個人向けバンキングアプリの刷新により顧客の利便性向上と行員の業務効率化にも取り組む。効率化で生まれる余力を生かし、データ分析やデジタルマーケティングを強化するとともに、顧客の理解を深め、接点を高度化することでパーソナライズされた最適なサービス提供を目指す。

 ふくおかフィナンシャルグループの五島久取締役社長は「Salesforce導入はDXやサステナビリティなど新しいビジネス領域へのチャレンジや人材育成をさらに加速させるもの。デジタルの力を活用して働き方を変え、お客さまの暮らしや事業を良い方向に変える。そして真に豊かな地域社会を実現することを目指す」とコメントしている。

ニュースリリースURL
https://www.salesforce.com/jp/news/press-releases/2024/06/11/ffg-customer-news/