日本海ガス絆HD、ノーコードで社内開発を加速 月間40時間の工数削減

2026年9月14日09:00|ニュースCaseHUB.News編集部
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 日本海ガス絆ホールディングスは、アールスリーインスティテュートが提供するサイボウズ「kintone」向けカスタマイズサービス「gusuku Customine」を採用した。9月10日、アールスリーインスティテュートが発表した。開発の内製化を進め、グループ全体の業務効率化を図る。

 日本海ガス絆ホールディングスは、富山県や石川県を中心に都市ガスやLPガスなどのエネルギー供給を手がける持株会社。グループ会社を含めたIT化や業務効率化を推進するため、kintoneの全社活用を進めてきた。

 同社ではkintoneの導入により各部門でアプリ作成が進んだ一方、標準機能だけでは対応しきれない複雑な処理や画面制御の要件が増加していた。従来はJavaScriptを用いたプログラム開発を行っていたが、記述ミスによる動作不良の懸念や改修の属人化が課題となっていた。さらに、外部の開発ベンダーに委託すると仕様伝達に手間がかかり、開発期間の長期化やコスト増を招いていた。

 こうした課題を解消するため、プログラミングを行わずに複雑な機能追加が可能なgusuku Customineを採用した。直感的な設定画面で容易に条件分岐やデータ連携を実装できる点に加え、アールスリーインスティテュートが提供する伴走型支援サービス「ハイスピード・SI」により、担当者のスキル向上と迅速な立ち上げが期待できる点を評価した。

 同社は同サービスを活用し、機器販売の見積作成やガス設備点検の受付管理など、多岐にわたる業務アプリを社内開発した。紙帳票からの二重入力や手作業による集計を自動化し、拠点間のデータ連携を円滑にした。

 これにより、見積作成やデータ転記にかかっていた月間約40時間の作業工数を削減した。さらに、現場からの改修要望に対しても情報システム部門が即座に対応できる体制が整い、開発スピードが向上した。

 今後はgusuku Customineの活用範囲をグループ企業全体へ拡大し、現場主導による業務プロセスの標準化とさらなるDXを推進していく。

ニュースリリース