マツリカ、MSP体制刷新で月12時間のインフラ運用工数削減 体制強化へ

2026年9月14日09:00|ニュースCaseHUB.News編集部
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 マツリカは、クラウドセールス・マーケティング領域の基幹SaaS「Mazrica」の運用基盤において、ハートビーツの「MSP(マネージド・サービス・プロバイダ)」を採用した。9月11日、ハートビーツが発表した。MSPの移行により、月間約12時間の運用工数削減を達成した。システム運用の属人化を解消するとともに、障害検知時の一次対応体制を強化し、サービスの安定稼働につなげる。

 マツリカは2015年設立のスタートアップ企業で、営業支援クラウドSaaSであるMazricaの開発および提供を手掛けている。サービスの成長に伴い、ユーザー企業からの要望に応じた継続的な機能開発を進める一方、インフラの安定稼働を維持するための保守・監視運用の負担が課題となっていた。

 従来も外部のMSPを利用していたが、障害検知時の一次対応においてマツリカ側での調査や復旧作業が必要となるケースが多く、エンジニアの拘束時間が長引く要因となっていた。また、一部のメンバーに運用保守業務が集中する属人化も懸念されていた。Mazricaは企業の営業活動を支える中核システムであるため、深夜や休日を含めて迅速な復旧判断ができる体制を整える必要があった。

 こうした背景からMSP体制の刷新を検討し、ハートビーツのサービス選定に至った。ハートビーツが24時間365日の有人監視に加え、一次対応から復旧手順の実行までを自律的に担える技術力を備えている点や、SaaSプロダクトでの豊富な支援実績を持つ点を評価した。

 ハートビーツのMSPへの移行により、障害検知から復旧までの一次対応フローが標準化され、マツリカ側のエンジニアが深夜や休日に緊急対応を行う頻度が減少した。アラート対応や運用管理にかかる作業負担が軽減され、月間約12時間の運用工数削減を実現した。

 運用工数の削減により、エンジニアが本来の強みである新規機能の開発やサービス改善に集中できる環境が整った。また、運用手順書の整備や監視項目の最適化が進んだことで、運用の属人化も解消に向かっている。

 マツリカで執行役員VP of Engineeringを務める大野浩平氏は、ハートビーツのサポートと的確な運用対応によってインフラの安定性が一段と向上し、開発チームがプロダクト価値の向上に専念できる体制が整ったと説明。今後も緊密に連携しながらシステムの信頼性を高め、ユーザー企業への価値提供を加速させたいと話している。

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