エイチームHD、人事システム基盤刷新で属人化解消とデータ統合管理へ

2026年7月5日23:44|ニュースCaseHUB.News編集部
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 エイチームホールディングスは、グループ各社における人事給与業務の効率化と基盤強化を目的に、パトスロゴスの人事給与SaaS「Combosite人事給与」とHR共創プラットフォーム「PathosLogos」を採用し、稼働を開始した。7月3日、システム導入を支援したパトスロゴスが発表した。設定の複雑化による業務の属人化を解消するとともに、複数のシステムに分散していた人事データを連携・統合し、検索や分析に活用できる環境を整えた。

 エイチームグループは、インターネットを軸にウェブサービスやゲーム、ECなど多様な事業を展開している。同グループでは、社員のキャリア形成支援や多様な働き方を実現する環境整備に取り組んできた。しかし、従来利用していた複数の領域を網羅する統合型人事システムは設定が複雑であり、制度や運用の変更に伴う作業に多くの工数がかかっていた。また、設定内容や運用ルールを把握できる担当者が限られ、特定の担当者に依存した運用になりやすいことが課題となっていた。

 さらに、人事給与やタレントマネジメント、健康管理などの人事データが各システムに分散していた。必要な情報を把握する際には、各システムからデータをダウンロードして手作業で組み合わせる必要があり、データの収集や集計に工数がかかって活用しづらい状況があった。

 こうした中、同社は従来のシステムが担っていた基幹業務に対応しながら、各領域に特化したSaaSを組み合わせてデータを活用しやすい構成を目指した。選定にあたっては、Combosite人事給与がグループ各社にまたがる複雑な業務に対応でき、設定内容を把握しやすくノウハウが集中しにくい設計である点が評価された。また、PathosLogosを介してさまざまなSaaSと連携できる点も決め手となった。

 今回の刷新に合わせ、同社はデータ検索・分析を行う「PathosLogos Search」のほか、労務管理の「オフィスステーション」や勤怠管理の「TeamSpirit」を導入。既存のタレントマネジメントシステム「カオナビ」や健康管理システム「Carely」とともにPathosLogosを通じて連携させ、データの統合管理を実現した。

 これにより、運用の可視化が進み特定の担当者に依存しない体制が整備されたほか、人事労務担当者の入力・転記作業や確認工数の削減につながった。また、蓄積されたデータをもとに随時最新の統計情報を出力できるようになり、検索や分析が進めやすくなった。今後は、構築した基盤を通じて人事データを統合的に管理・活用し、人的資本経営の推進につなげていく。

ニュースリリース