ヤンマーHD、決算プロセスの可視化で経理高度化 BlackLineで基盤整備

2026年8月26日20:42|ニュースCaseHUB.News編集部
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 ヤンマーホールディングスは、ブラックラインのクラウド型経理業務変革プラットフォーム「BlackLine」のタスク管理モジュールを採用し、本格稼働を開始した。8月25日、ブラックラインが発表した。決算プロセスの可視化と情報の一元化により、経理業務の効率化と高度化を図る。グループ全体の持続的な成長を支える業務基盤として活用する。

 ヤンマーホールディングスは1912年創業の産業機械メーカーで、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなど多岐にわたる事業をグローバルに展開している。同社グループでは、2030年度に向けた中期経営計画「MTP2030」において、売上高1兆5000億円、売上高経常利益率(ROS)8%以上の達成を目指す成長戦略を推進している。

 経理部門では、グローバル事業の拡大に伴う事業構造の多様化や人材の流動化により、業務が複雑化や属人化するリスクが高まっていた。そのため、業務プロセスの可視化やトレーサビリティの向上を通じてシェアードサービスセンター(SSC)を高度化し、グループ共通の業務基盤を構築することが重要なテーマとなっていた。こうした課題を解決し、組織運営の高度化を図る共通基盤としてBlackLineの採用を決めた。

 導入プロジェクトは2026年1月に開始し、同年4月に稼働を開始した。今回のプロジェクトではタスク管理モジュールを導入。決算プロセスの進捗や課題を可視化して情報の一元化によるノウハウの蓄積と共有を進めるとともに、グループ全体でのコミュニケーションコストの削減や最適化、標準化と自動化を促進する体制を整えた。

 今後は、BlackLineの習熟度を高めながら活用する部門やグループ法人を拡大していく。さらに、業務品質の向上と高度化を目指し、仕訳情報の蓄積や照合業務の自動化といった高度な機能の活用についても検討を進める。

 ヤンマーホールディングス財務部部長の杉野敦隆氏は、「持続的な成長には経営判断を支える経理機能の高度化が不可欠だ。業務ノウハウの蓄積と共有を促進し、グループ全体で業務品質を向上させ、経理部門がより付加価値の高い業務に注力できる環境づくりに取り組む」とコメントしている。

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