池田泉州HD、デジタル人材育成で組織のDX実装力を強化

2026年7月17日22:47|ニュースCaseHUB.News編集部
x
hatebu

 池田泉州ホールディングスは、グループ全体のデジタルトランスフォーメーション(DX)実装力を高めるための研修を開始した。研修プログラムとして、リンプレスの「DX実践力強化研修」を採用した。7月17日、リンプレスが発表した。現場主導で変革を推進できるリーダーの育成を目指す。今回の取り組みにより、デジタル人材に認定された職員のスキル定着やシステム企画力の向上を推進し、将来的には全社的な生産性の向上とサービスの高度化につなげる。

 池田泉州ホールディングスは、大阪府をはじめとする関西圏に強固な地盤を持つ地域金融機関グループである。同グループは長期経営戦略でDXによる生産性向上とサービス高度化を掲げており、2024年6月に新設したデジタル戦略部を中心に施策を進めている。これまでもデジタル人材の育成に取り組み、資格取得支援などを展開してきた。しかし、人材を認定した後の継続的な育成やフォローアップの仕組みづくりが課題となっていた。多くの職員が文系学部出身であり、ITやデジタルに対する苦手意識を解消するマインドの形成も求められていた。

 こうした課題を解決するため、同グループはリンプレスのプログラムを採用した。選定にあたっては、提示した提案依頼書の要件を正確に汲み取り、標準的なプログラムではなく同グループの要望を反映した内容であったことを評価した。動画研修と集合研修を組み合わせた設計のバランスの良さや、過去に実施したデザイン思考研修を通じて構築した信頼感も決め手となった。

 研修は現場のニーズに合わせるため、大規模な全社一斉展開を避けて小規模から始める形式をとった。すでにデジタル人材に認定されている160名を対象に、共通スキルを定着させるための動画研修を実施した。さらに、選抜された20名を対象に、ITやシステム企画の手法を体系的に学ぶ集合研修を展開した。研修の結果、受講者からは現場やシステム部門、ITベンダーが一体となって取り組む重要性を認識できたという声や、他の業務にも通じる本質的な考え方を学べたという前向きな評価が得られた。終日におよぶ集合研修でありながら満足度や理解度は非常に高く、受講者が集中できる内容となった。

 今回の成果を受け、同グループは今年度もIT・システム企画研修の集合研修を継続して実施することを決定した。今後は対象をデジタル人材の認定者に限らず、これから育成していきたい層へと拡大する方針である。受講者のレベルに応じて基礎編と実践編の2ステップで学べるようカリキュラムをアップデートしたほか、より実践的な提案依頼書作成編の実施も計画している。現場からシステム企画を立ち上げる力を職員一人ひとりに定着させ、生産性の向上に貢献していく。

ニュースリリース