ロイヤルHD、経営層向け研修でグループのDXと生成AI活用方針を共有

2026年9月11日09:00|ニュースCaseHUB.News編集部
x
hatebu

 ロイヤルホールディングスは、双日テックイノベーションのDX人材育成プログラム「DX University」を採用し、グループ各社の経営層を対象としたDXセミナーを実施した。9月10日、双日テックイノベーションが発表した。生成AIやサイバーセキュリティなどの最新動向を共有し、経営陣の意識を統一することで、グループ全体のDX推進力強化と事業変革につなげる。

 ロイヤルホールディングスは「ロイヤルホスト」や「天丼てんや」を展開する外食事業のほか、コントラクト事業、ホテル事業、食品事業の4事業を中核に事業を展開している。近年はグループ共通アプリ「MyROYAL」の提供やデータドリブン経営の推進、店舗およびオフィス環境のDX、DX人材の育成に注力しており、2024年12月には経済産業省が定める「DX認定事業者」の認定を受けた。

 同社はDXの取り組みを全社規模で加速させる方針を掲げていたが、グループ全体へ施策を浸透させ、具体的な事業変革へと結びつけるには、各事業を統括する経営層が最新技術への理解を深め、推進に向けた共通認識をそろえる必要があった。とりわけ業務への適用が進む生成AIについて、グループ内でいかに実効性のある活用を進めるかが課題となっていた。こうした背景から、経営視点での活用方針策定や意識改革を目的に、経営層を対象とした学びの場の提供を決めた。

 セミナーの実施にあたり、双日テックイノベーションが提供するDX Universityを採用した。経営層とシステム部門双方の視点からデータを経営に生かす指針を提示できる点や、顧客との向き合い方、リスク管理などDX推進に不可欠な要素が分かりやすく体系化されている点を評価した。また、生成AIやサイバーセキュリティといった最新トレンドと同業他社の事例を踏まえ、実際の事業や経営課題に直結する内容であることも決め手となった。

 セミナーの企画・運営は、グループのシェアードサービスを担うロイヤルマネジメントのシステム部と人材育成を担うロイヤルアカデミー室が共同で担当した。2026年6月10日に開催したセミナーにはグループ各社の経営層や役員が参加し、最新の技術動向や先進事例を学ぶとともに、各社におけるDXの取り組みや課題について対面で意見を交わした。

 セミナーを通じて、グループ各社の経営陣が一堂に会して課題を共有し、事業変革への発想を広げる契機になった。対面での議論により目的意識が共有され、グループ一体となってDXを推進する体制の基盤が整った。これにより、従業員が人ならではのサービス提供に集中できる環境を整備し、顧客満足度の向上や持続的な事業成長を目指す。

 ロイヤルホールディングス執行役員兼ロイヤルマネジメント担当経営企画部長の大坂賢治氏は、「グループ各社で実効性のある生成AI活用を目指す中、互いの課題や現状を議論する貴重な機会となった。最新のDXやAI導入、セキュリティ対応の情報交換も有意義だった。今後も他社事例や最新動向を踏まえた人材教育やサポートを期待している」と述べている。

ニュースリリース