エリメントHRCは、コンサルタントの面談品質向上と育成効率化に向け、PeopleXの対話型AIロープレサービス「PeopleX AIロープレ」を採用した。7月27日、PeopleXが発表した。新人比率の上昇に伴う教育担当者の負担を軽減するとともに、練習量の確保とスキルの標準化を進める。
エリメントHRCはヘルスケア、IT、製造領域に特化した人材紹介を展開し、求職者の意向や性質と転職先での働き方を論理的につなぐ独自の「エリメント流コンサルティング術」を軸に面談を行っている。従来は先輩や上長による対面でのロールプレイングや面談同席を中心に育成してきたが、事業拡大に伴う新人の増加に伴い、教育担当者のスケジュール圧迫や特定社員への負担集中が課題となっていた。
同社は育成の質を維持しながら練習量を増やすため、時間を選ばず反復練習が可能なシステムの導入を決断。24時間いつでも利用できる点や、人による指導とAIによる練習・フィードバックの切り分けが可能になる点を評価し、PeopleX AIロープレを選定した。
導入後は、候補者とのキャリア面談のロープレを中心に活用を開始した。候補者の表層的な発言だけでなく背景にある本質的な理由を捉えるといった観点に対し、責任者の視点に近い精度でAIからフィードバックが得られることを確認。管理層による確認作業の一部をAIへ移行したことで指導工数を削減したほか、受講者がいつでも練習できる環境を整えた。
今後はキャリア面談にとどまらず、法人向け商談ロープレや、独り立ちに向けた社内の「卒業試験」、他社と共同運営するロープレ大会の社内予選などへ活用範囲を広げる計画だ。評価の一部をAIによる一次判定へ置き換えることで、さらなる育成業務の効率化を目指す。