横浜銀行は、インターネットイニシアティブの「IIJセキュアWebゲートウェイサービス」のWebフィルタリングエンジンとして、デジタルアーツのWebセキュリティ製品「i-FILTER」Ver.10を導入した。8月6日、デジタルアーツが導入事例として公開した。
横浜銀行では、銀行を騙るフィッシングサイトを早急に検知する体制の整備や、自社SOC(セキュリティ・オペレーション・センター)の発足、地銀同士の横のつながりを生かしてサイバーセキュリティの共助を推進する組織「CMS- CSIRT」を設立するなど、積極的に対策を講じている。
横浜銀行は外部接続の出口を一本化し、管理を一元化するため、インターネットイニシアティブが提供する「IIJセキュアWebゲートウェイサービス」を導入した。そのWebフィルタリングエンジンとしてi-FILTERを採用している。i-FILTERは、同行のインターネットに接続している約5000台のPC環境に導入され、全行員の半数ほどのインターネット接続が許可されている行員が利用している。同行では、業務に関係のないWebサイトのカテゴリをブロックするカテゴリフィルタリングのほか、フィッシングに使われたドメイン情報などをリストに追加しブロックしている。
横浜銀行は、端末がインターネットにつながっている世界で、Webフィルタリングは必要不可欠なセキュリティとし、i-FILTERであれば「あらゆるURLを分析し、カテゴリ分類されていることから、管理者側の運用負荷の軽減に寄与している」と評価している。また、「追加したドメインにコメントができることによって、内容を参照しやすく便利であるなど、管理者が複数人でも運用しやすい管理画面」も評価している。
ニュースリリースURL
https://www.daj.jp/webtopics/1158/