東京・春・音楽祭実行委員会は、9月に開催する「三井不動産presents リッカルド・ムーティ イタリア・オペラ・アカデミー in 東京 vol.4」のオペラ「アッティラ」3公演で、インターネットイニシアティブ(IIJ)の支援を受けてライブ・ストリーミング配信を行う。配信システムの運用や配信チケットの販売、視聴サイトの提供などをIIJが手がける。8月30日、同社IIJが発表した。
イタリア・オペラ・アカデミーは、世界的指揮者リッカルド・ムーティ氏の指揮の下、若手音楽家がオペラを学び、上演するプロジェクト。2015年にイタリアで始まり、日本でも東京・春・音楽祭実行委員会の主催で2019年から開催している。東京・春・音楽祭は東京・上野で春に開催される国内最大級のクラシック音楽の祭典だが、ムーティ氏に賛同し、日本におけるアカデミーの開催を担当しているという。
東京・春・音楽祭は従来、より多くの音楽ファンに鑑賞機会を提供するために公演のライブ配信に取り組んできた。今年開催した「東京・春・音楽祭2024」での71公演のライブ配信(一部は収録のみ)でもIIJの配信システムを採用しており、スポーツやイベントなどのライブ配信で豊富な実績と知見を持つ同社の技術力を評価したかたちだ。
視聴サイトでは、ユーザーが視点を自由に移動できる「ノーマル映像」と、見どころに合わせてカメラ映像が切り替わる「スイッチング映像」の2種類を提供する。
ニュースリリース
https://www.iij.ad.jp/news/pressrelease/2024/0830-2.html