三和シヤッター工業、IoT活用でシャッター遠隔管理サービスを開始 保守効率化や省人化へ

2026年6月19日13:00|ニュースCaseHUB.News編集部
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 三和シヤッター工業は、シャッターの遠隔管理と稼働データ活用を支援するIoTサービス「RemoSmaPro」の全国展開を開始した。システム基盤として、インターネットイニシアティブ(IIJ)の「IIJ産業IoTセキュアリモートマネジメント」を採用している。6月18日、IIJが発表した。遠隔からの開閉操作や稼働状況の可視化を可能にし、保守作業の効率化や運用コストの削減、予防保全などにつなげたい考えだ。

 三和シヤッター工業は、商業施設や工場などさまざまな設備にシャッターを提供している総合建材メーカーだ。近年、省人化対策や運用管理の効率化といった付加価値の向上に向け、IIJと共同でIoTシャッターの開発に取り組んできた。これまで人が現地で立ち会って開閉操作する必要があった商業施設や駅ビルなどの電動シャッターを遠隔操作したり、工場や流通倉庫などの開口部で利用される高速シートシャッターの稼働状況を正確に把握したりするためのシステム開発を進め、RemoSmaProのリリースに至った。

 同サービスの基盤にはIIJ産業IoTセキュアリモートマネジメントを導入。IoTゲートウェイ機器から通信用のモバイル回線、さらにデータを収集して分析するクラウド基盤まで、IoTプラットフォームに必要な機能が包括的に提供される点や、既存設備に後付けできる柔軟性を評価した。また、IIJによるアプリケーション開発や運用の支援体制も採用の決め手になったとしている。

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RemoSmaProのシステム構成イメージ(出典:IIJ)

 6月18日に全国展開を開始したRemoSmaProは、IIJ産業IoTセキュアリモートマネジメントの遠隔管理やデータ蓄積機能を活用することで、シャッター設備運用の効率化と品質向上を図る。電動シャッターについては、現地での開閉や確認操作にかかる作業コストの大幅な削減が可能となるほか、トラブル発生時にも遠隔から状況を確認できるため、メンテナンス作業が効率化されるという。使用履歴を可視化することで予防保全への活用も期待できるとしている。

 また、高速シートシャッターについても開放状態を容易に把握できるようになる。開きっぱなしの状態を放置して粉じんや虫が侵入するといった環境悪化を防ぐとともに、空調効率の低下を抑制し、エネルギーコストの削減に貢献するとしている。IIJ産業IoTセキュアリモートマネジメントはオープンかつマルチベンダー対応を特徴としており、制御装置などのメーカーに縛られず幅広い産業設備に導入できる。三和シヤッター工業は同基盤を活用し、シャッター運用のさらなる利便性向上を目指す方針だ。

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