パーソルホールディングスが営業支援にJamRoll Mobileを活用

2025年1月6日23:34|ニュースCaseHUB.News編集部
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 パーソルホールディングスは、グループ全体での営業力強化のため、商談支援AI SaaS「JamRoll」に加え、モバイル版「JamRoll Mobile」を導入した。2025年1月6日、株式会社Poeticsが発表した。

 同社は、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに掲げ、人材派遣や転職支援、ITアウトソーシングなど、人と組織に関わる多様なサービスを提供している。また、テクノロジーを活用したイノベーション開発や、アジア太平洋地域での海外サービス拡大にも積極的に取り組んでいる。

 同社グループ営業本部では、以前よりJamRollを活用し、顧客の課題やニーズを効率的に共有することで、グループ全体の強みを活かした提案を行っていた。今回、対面でのコミュニケーションが多いリーディングカンパニーとの取引で、営業現場での情報収集をさらに強化するため、JamRoll Mobileを導入した。これにより、営業担当者は場所を選ばずに商談内容を記録し、情報共有が可能になる。

 JamRollは、会話の自動録音・録画、文字起こし、音声・感情AI解析などの機能を持ち、営業スキルの向上と情報共有の自動化を支援する。JamRoll Mobileは、対面での商談や打ち合わせをワンタップで記録できる。

 パーソルホールディングスのグループ営業本部 岡村氏は、JamRollの文字起こしと要約の精度を評価しており、複雑な商談でも実用的な情報を残せると述べている。また、モバイル版の導入により、営業メンバーにとって有益な情報が蓄積しやすくなると期待している。さらに、CRM入力の自動化や、手間のかかる作業からの解放にも繋げたいと考えている。JamRollで得た情報を社内に還元する仕組みを構築することで、業界トレンドや難易度の高い課題の解決策を把握しやすくなり、営業メンバーへの刺激にもなると期待している。

ニュースリリース